• 地球研和文学術叢書

環境人間学と地域
流域ガバナンス
地域の「しあわせ」と流域の「健全性」

上流から下流までの地域住民の暮らしから流域全体の栄養循環に至るまで、ミクロからマクロにひろがる流域の連関を丹念に追い、流域ガバナンスのあり方を明らかにする。琵琶湖・野洲川と、急速な開発途上にあり環境問題が深刻化しつつあるフィリピン・ラグナ湖のシラン・サンタローサ流域との比較から、世界の流域でも展開できる人と生態系の相互作用解明のためのアプローチを明かす。

刊行物情報 脇田 健一・谷内 茂雄・奥田 昇 編
出版社 京都大学学術出版会 2020年12月
A5上製・470頁 5,400円+税
ISBN: 978-4-81400-303-7
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