- その他の成果出版物
危機言語
言語の消滅でわれわれは何を失うのか
現在世界に6000以上ある言語の半数以上が、満足に記録されることもないまま、今世紀末までに消滅するのではないかと危惧されている。そうした中、著者は世界各地に赴き、それぞれの土地の言語を記録し体系化する試みをおこなっている。本書は、著者の幅広いフィールドワークと多分野の専門家との共同研究の成果に基づいて、言語現象を捉える多様な視点を提供しており、ともすれば偏狭な理論主義に陥りがちな言語学を再考する、絶好の機会を提供している。
刊行物情報 | ニコラス・エヴァンズ(著)/大西正幸・長田俊樹・森 若葉(訳) 発行所 京都大学学術出版会 2013年2月 522頁 定価5,200円 + 税 ISBN 9784876982097 |
---|---|
リンク | 書店のページ |