- その他の成果出版物
霞堤
暮らしと自然をまもる知恵
気候変動にともなう災害の増加や激甚化が懸念されるなか、流域全体で取り組む治水が進められようとしています。伝統的な治水の技術である「霞堤(かすみてい)」は、川とその周辺の土地の間で洪水をしなやかに行き来させることで、さまざまな治水の働きを発揮するとともに、生物多様性保全の働きも合わせもっています。このリーフレットは、霞堤のしくみや霞堤のもつさまざまな働きなどを、できるだけやさしく解説しています。いまなお全国各地で活躍している霞堤の働きを見直すとともに、気候変動時代の古くて新しい治水技術として検討されるために、このリーフレットが役立つことを期待しています。
発行 | 総合地球環境学研究所 Eco-DRRプロジェクト 2022年3月 |
---|---|
刊行物情報 | デザイン にしもとひろこ CG イハラヒデオ プランニング&ディレクション 奥井かおり 監修 瀧健太郎、岩本英之、田原大輔、吉田丈人 素材提供 一ノ瀬友博、山田由美、コウノトリの郷づくり推進会 ISBN 978-4-906888-87-0 非売品 |
リンク | リーフレット |