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レジリエントな地域社会 Vol.2
漆の木のある景観 岩手県二戸市浄法寺における漆掻きと日々の暮らし
岩手県二戸市浄法寺地区は国産漆70%以上を産する地域で、漆は数千年も続いたレジリエントな産業です。とはいえ、最近数十年は日本の漆産業にとっても最も厳しい時代でした。漆掻きという生業が浄法寺のほかにはほとんどなくなってしまったのです。本書は、浄法寺地区における漆掻きの生業の多様性や、漆掻きの歴史的変遷、漆の種苗作りなどについて聞きとり調査を行った記録です。
刊行物情報 | 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所 羽生淳子 編 発行 人間文化研究機構広領域連携型基幹プロジェクト「日本列島における地域社会の変貌・災害からの地域文化の再構築」, 2019年3月22日 ISBN 978-4-906888-62-7 A4判 44頁 非売品 |
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