• その他の成果出版物

シンポジウム講演録
自然を活かして防災する―災害と恵みのかかわり―

自然環境は、さまざまな恵みを私たちの暮らしや社会にもたらしています。 自然の恵みの一つに自然災害の抑制があり、「生態系を活用した防災減災」のアプローチが近年注目されています。 日本は、古くから多くの自然災害を経験してきましたが、気候変動が進むと、 さらなる自然災害が引き起こされると懸念されています。 さらには、人口減少や財政問題などの社会的課題は、 これからの防災減災のあり方にも影響します。 シンポジウムは、自然災害と自然の恵みのかかわりを国内外のさまざまな事例に学びながら、これからの人と自然のかかわり方について共に考える機会をつくることを目的に開催しました。

本書には、吉田丈人(地球研・東京大学大学院総合文化研究科 准教授)、一ノ瀬友博(慶応義塾大学環境情報学部 教授)、中村太士(北海道大学大学院農学研究員 教授)の講演と、総合討論の内容を掲載しています。

刊行物情報 発行 総合地球環境学研究所, 2019年3月
ISBN 978-4-906888-55-9
A4判 28頁 非売品
リンク PDF

その他の成果出版物一覧へ