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同位体環境学がえがく世界:2021年版

「同位体」とは、元素の性質を示す「陽子」の数は同じですが、「中性子」の数が異なるため、全体の重さが異なる原子のことを指します。この性質を使って、私たちと環境のつながりや、地域と世界のつながりなど、いろいろなことを調べることができます。
総合地球環境学研究所では、環境のつながりを理解する「環境トレーサビリティ」という考え方を、「同位体」という手法を用いて環境問題の研究に適用しました。本書では、日本国内外の地域の事例を紹介しています。
この手法は、当研究所の「同位体環境学共同研究事業」としても幅広く利用されています。それらの研究者の方々による、「同位体」を使った研究紹介も掲載しています。
本冊子は、2020年3月に発行された「同位体環境学がえがく世界:2020年版」に大幅加筆し、新たに2021年版として発行されたものです。
「環境トレーサビリティ」とは何か?環境の研究に「同位体」をどのように用いるのか?興味を持たれた方はぜひご覧ください。
また、本冊子の内容はホームページのサイトでわかりやすく解説されています。こちらもぜひご覧ください。
| 刊行物情報 | 編著者 陀安 一郎、申 基澈 編 発 行 総合地球環境学研究所 2021年3月 A4判 182頁 非売品 ISBN 978-4-906888-84-9 |
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