総合地球環境学研究所では、下記のとおりフェローシップ外国人研究員の受入れを行いました。

氏名：　　LUKMAN, Kevin Muhamad（ルクマン　ケビン　ムハマド）
受入期間：2025年10月6日~2025年12月5日
所属・職：インドネシア・パジャジャラン大学　講師
研究課題：Enhancing Community Capacity for Sustainable Island Resource Governance: Analyzing Stakeholder Roles and Perceptions in Coastal Conservation and Tourism in Indonesia
持続可能な島嶼資源のガバナンスに向けた地域の能力強化：インドネシアにおける沿岸保全と観光に関するステークホルダーの役割と認識の分析

ルクマン　ケビン　ムハマド博士は、インドネシア・パジャジャラン大学大学院において、環境科学修士課程及び持続可能な観光修士課程の講師を務めています。博士の専門分野は、社会環境学、とりわけ生態系サービスや地域社会の認識に関する研究であり、持続可能な開発を推進するための学際的アプローチに強い関心を持っています。現在の関心は、小島嶼の持続可能性、ブルーカーボン生態系の保全、そして持続可能な観光のための代替的な観光地の開発などに渡ります。
地球研滞在中は、安元純准教授及び新城竜一教授（琉球大学（前LINKAGEプロジェクトリーダー））と協力し、インドネシア・ワンギワンギ島における地下水管理および持続可能な観光に関する研究を行います。さらに、学会発表やインタビュー、講義などを通じて、地下水、沿岸生態系、地域の能力強化に関連するテーマについて、LINKAGEプロジェクトチームと積極的に関わっていく予定です。