2025.08.18

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フェローシップ外国人研究員(BROWN, Hannah)の受入れ

総合地球環境学研究所では、下記のとおりフェローシップ外国人研究員の受入れを行いました。

氏名:BROWN, Hannah(ブラウン ハンナ)
受入期間:2025年8月18日~2025年10月24日
所属・職:Professor, Durham University
研究課題:Bushmeat, zoonotic disease, and ‘local knowledge’ between anthropology and ecology
ブッシュミート、人獣共通感染症、人類学と生態学の間の「ローカルナレッジ」

ハンナ・ブラウン(Hannah BROWN)氏は、ダラム大学(英国)人類学部の教授です。彼女はもともと社会人類学を専門として訓練を受けており、特に医療人類学を専門としています。彼女の研究の多くは学際的であり、生態学者、疫学者、獣医師との共同研究を含みます。
現在の研究では、アフリカにおいて人と動物の関係が人々の生計と健康・福祉にどのように影響するかに焦点を当てており、これらの関係のガバナンスとそれに対する人々の応答のあり方を探っています。

滞在中は、総合地球環境学研究所のFashloksプロジェクトにおいて、本郷准教授やプロジェクトメンバーと共に、サハラ以南のアフリカにおけるブッシュミート(野生動物肉)の価値や、生態系・感染症・狩猟の関係性に関する研究に取り組みます。また、個別面談、インタビュー、講演などを通じて、所内のさまざまなプロジェクト関係者や、より広い範囲の関係者とも積極的に交流を行う予定です。

BROWN, Hannah

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