2025.04.09

メディア掲載

【大阪・関西万博会場内】「Study : 大阪関西国際芸術祭 / EXPO PUBLIC ART」に SceNE プロジェクトが作品を出品 
万博期間中、常設展示

Study : 大阪関西国際芸術祭実行委員会(株式会社アートローグ内)は、公益社団法人2025年日本博覧会協会が行う「未来社会ショーケース事業」のうち「アート万博」のひとつである「パブリックアート」において、「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」の公式プログラムの一つとして、「Study:大阪関西国際芸術祭 / EXPO PUBLIC ART」を実施しています。
2025年4月13日(日)から10月13日(月)までの184日間にわたり、大阪・関西万博会場内各所にて、パブリックアート(野外彫刻や壁画、ミューラル)が展示されます。関西のアーティストを中心に総勢13組が参加し、芸術を通して来場者相互の対話と交流を図ることを試みます。

今回、総合地球環境学研究所のSceNE プロジェクトが作品を出品し、期間中、常設展示します。

展示作品

海の記憶:喜界島 サンゴの方舟
Memory of the Sea: Kikaijima – The Coral Ark
SceNEプロジェクト(地球研)

2025
H800 W4000 D2000(mm)
喜界島のサンゴ石をくり抜いて作られた水甕「トーニ/フムラー」(4点)
喜界島37の集落から集めたサンゴ石(60点)
スピーカー(3点)、Q Rコードのプレート(https://scene-project.online

サンゴ礁が隆起してできた奇跡の島、喜界島。サンゴの化石は地球環境の変化を記憶している。喜界島の巨大なサンゴ石をくり抜いて作られた伝統的な芋洗い鉢、トーニ/フムラーと全集落のサンゴ石を重ねたサウンド&ビジュアルインスタレーション。喜界島の「今」をリアルタイム音声と映像で会場につなぎ、島の息吹を感じる空間を生み出す。

来場者はQRコードをスマートフォンで読み取り、島のライブ映像と海水温度のリアルタイム変化や過去からの推移を視覚的に確認できる。触覚・聴覚・視覚の体験を通して、気候変動や環境問題を身近に感じ、地域と世界を繋ぐ共感の輪を広げることを目指す。

協力:喜界町のみなさん、喜界島サンゴ礁科学研究所、喜界町

(左)サンゴの解析による海水温度(中央)協力してくれた喜界島の方々(右)喜界島の全ての集落から集められたサンゴ石  

関連リンク

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000028825.html

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