2024.04.08
お知らせ
安成 哲三 名誉教授が日本地理学会の吉野賞を受賞
安成哲三名誉教授(顧問、客員教授、京都気候変動適応センター長)が日本地理学会の2022年度吉野賞を受賞し、3月19日(火)に2024年春季学術大会にて「アジアモンスーンと私」をテーマに記念講演を行いました。
吉野賞は日本地理学会が故 吉野正敏 筑波大学名誉教授を顕彰して新たに創設した地理的気候学分野の学術賞です。毎年3月末の春季学術大会時に受賞者を公表し、翌年の春季学術大会で、授与式および受賞記念講演が実施されます。
受賞業績
ヒマラヤの氷河地域での現地気象観測を出発点とし、現地観測・調査を主体とした国際研究プロジェクトの推進と多様なデータ解析と数値気候モデルによる研究とにより、アジアモンスーンの気候と水循環研究ならびに人間活動によるアジア地域の環境研究に、多大な貢献をしてきた。
選考委員会答申(日本地理学会サイト)
受賞者コメント
故 吉野正敏博士は、私が尊敬してきた国際的な気候学者であり、同時に、文理融合の精神を持った真の地理学者でした。私は筑波大学勤務時代、吉野先生と一緒に研究・教育をする機会もあり、多くのことを彼から学ぶことができました。この度、吉野賞を授賞することができたことは、大変栄誉なことです。
安成哲三名誉教授