2023.05.10

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アースデイ in 京都 2023 に出展しました

4月23日、岡崎公園で行われた「アースデイ in 京都 2023」にイベントブースを出展しました。

毎年4月22日は地球のことを考え行動する日「アースデイ」とされており、世界各地でイベントが開催されています。京都でも、自分たちの暮らしや営みをいま一度振り返り、捉え直すきっかけにしてほしいと、アースデイ in 京都 実行委員会が中心となりイベントが開催されました。

地球研は、Sustai-N-ableプロジェクト の研究を中心に、「窒素」や「食べもの」について考えるワークショップを企画しました。

出展の様子

まず初めに、参加者に漫画調のポスターを用いて地球研のコンセプトや研究の概要について簡単に説明した後、Sustai-N-ableプロジェクト研究員の京井 尋佑さんに窒素と私たちの暮らしとの関係を説明してもらいました。

ポスター説明の様子

次に、ワークショップでは、用意した里山を模したジオラマをみながら、参加者は小さな旗に里山にありそうな食べものを創造しながら描き、ジオラマ内に立てました。

小さな旗に食べものの絵を描く様子

山にはきのこや柿やタケノコなど、川には魚が、田んぼや畑にはお米やなすなどの旗が立てられました。

食べものの絵が描かれた旗が立ったジオラマ

この企画は、自分が普段食べている食べものがどんな場所で育てられているのか、目を向けるきっかけにしてほしいと意図したものです 。里山では多くの場合に様々な資源が循環的に利用されており、自分たちが消費する分の野菜を育て、食べた後、皮や食べ残しは堆肥として使われ循環する、という流れは同時に窒素の循環にもつながっています。

では、現代の窒素の流れはどうなっているのでしょう。ワークショップの途中では、Sustai-N-ableプロジェクトの林 健太郎リーダーとオンラインでつないで話を聞きました。
「今の私たちは食べものをより効率的にかつ大量に育てるために多くの窒素を使っており、それが環境中にも漏れ出している。そして土壌や水の汚染、地球温暖化などの環境問題の原因になっている」ということでした。

林 健太郎リーダーと参加者の交流の様子

これからも窒素とうまくつきあいながら食べものを育て、食べていくためにはどうしたらよいのでしょうか。「まずは、普段食べているものに目を向けてみることが大切」と林リーダーは話しました。

ワークショップの最後に、「あなたの好きな食べものは何ですか?また、それはどこからやってきたと思う?」という問いに答えて付箋に書いてもらいました。
「いちご」という回答に加えて、「スーパー」や「農家さんの畑」という回答などが集まりました。

参加者が付箋を貼る様子

当日は約40人の方がワークショップに参加し、ワークショップの時間以外にも、パンフレットを読んで広報室スタッフと対話したり、地球犬と写真を撮ったりするなど、多くの方がブースに立ち寄り、熱心に研究者の説明に耳を傾ける様子も見られました。

参加した児童の保護者の中には、地球研の名前を初めて聞いたという方も少なくありませんでしたが、実際に研究に触れることで、食べものや普段の生活について考えるきっかけになったのではないかと期待されました。

地球研は、今後も地球環境問題を考えるイベントを企画していきます。ウェブサイトやSNSでお知らせいたしますので、ぜひご参加ください。

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