2023.01.10

受賞

大山修一教授が第31回松下幸之助花の万博記念奨励賞を受賞

環境文化創成プログラムの実践FS「都市―農村のバイオマス循環システムの構築にむけた実践研究」で責任者を務める大山修一教授(京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科)が松下幸之助記念志財団の第31回松下幸之助花の万博記念奨励賞に選ばれました。
 
「松下幸之助花の万博記念賞」は、「自然と人間との共生」という花の万博の基本理念の実現に貢献する、すぐれた学術研究や実践活動を顕彰するものです。
 
2月4日に贈呈式・講演会がリーガロイヤルホテル(大阪)とオンラインで開催されます。

受賞業績

ごみで地球をすくう -農業の起源と「ごみの野積み」理論-

受賞理由

西アフリカ・サヘル地域の人々とともに都市の清掃活動に取り組み、有機性ゴミを回収し、それを用いた荒廃地の修復と緑化活動を実践してきた。今後の地球環境の保全と修復、持続的な人類の生存と都市の発展に対して指針を示すことに貢献した功績が評価された。

受賞者コメント

砂漠化をくいとめるため、サヘル地域のどこに栄養分が蓄積しているのかを見わたすと、都市とその周辺だったのです。環境を破壊するのは一瞬ですが、環境を修復するのには長い年月が必要です。栄えある賞を授与していただいたことを励みにし、今後も環境修復の研究と実践に取り組んでいきたいと考えています。ありがとうございます。

大山修一教授

【関連リンク】
実践FS「都市―農村のバイオマス循環システムの構築にむけた実践研究」
https://www.chikyu.ac.jp/rihn/activities/project/program/01/img/fs2022_oyama.pdf
 
第31回松下幸之助花の万博記念賞 受賞者一覧
https://matsushita-konosuke-zaidan.or.jp/works/flowerprize/win/index.html
 
第31回「松下幸之助花の万博記念賞贈呈式・講演会」
https://matsushita-konosuke-zaidan.or.jp/

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