2023.12.18
採用
研究員【パートタイム職員】(研究部)(2024年1月15日(月)17時必着)
所属・職種 | 総合地球環境学研究所 研究部 (都市と農村の有機物循環プロジェクト) 研究員【パート】 |
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募集人数 | 3名 |
勤務場所 | 総合地球環境学研究所 (所在地:京都市北区上賀茂本山457番地4) |
職務内容 | 都市と農村の有機物循環プロジェクト(リーダー:大山修一教授)は、「環境文化創成プログラム」(松田プログラム)のもと、科学知と在来知との接合による総合的な環境文化の創成に資する研究をめざしています。本プロジェクトは自然から得たものは自然に戻すという理念のもと、アフリカやアジアの各地、日本において都市の有機性ごみを荒廃地や農地へ戻し、環境修復や生態系の再生、農業生産の改善に貢献するバイオマス循環システムづくりを進めています。 本公募で募集する者は、プロジェクトが開催するシンポジウムや学術的会議の企画・運営、アウトリーチ活動、刊行物の編集補助などに従事するとともに、以下のうち、いずれかの研究・業務を行う。 (1)アジアやアフリカにおける有機性ごみの現状把握とともに、有機性ごみの有効活用の方策を検討し、圃場実験などによるデータ収集・解析をおこなう。アジアでは日本、ラオス、マレーシア、サハラ以南アフリカではガーナ、ウガンダ、ザンビア、ニジェールを重視している。 (2)有機性ゴミの分解にかかわる微生物のゲノム分析や同定をつうじて、有機物の分解に関するメカニズムを明らかにする。 (3)京都府下、およびその近隣の小学校で実施する予定の総合的な学習においてコンポストの授業を担当し、授業の実施による環境教育としての効果を評価する。 (4)有機性ごみの施用による環境修復や生態系の再生、農業生産の改善に関する効果を定量的に評価する。 (5)本プロジェクトに参画する研究者のほか、飲食業や造園業、廃棄物処理業、自治体などの多様なステークホルダーと連携しながら、学際的/超学際的な研究に携わる。 |
応募条件 | (1) 本プロジェクトの趣旨を理解し、積極的な参画の意欲があること。 (2) 博士の学位を有する者、あるいはそれと同等の能力を有する者で、自ら研究を遂行する能力を有すると認められる者。 (3) 上記の業務と関係する専門分野において、関連する調査や解析の経験を有する者。 (4) 他分野の研究者との共同研究、および社会や地域の多様な主体との実践研究に意欲的な者。 (5) 日本語と英語により、会話、発表、論文作成、海外共同研究者との連絡をする能力を有する者が望ましい。 (6) プロジェクトメンバーと協力して、プロジェクト全体の円滑な運営や成果公開を推進できる者。 (7) 京都市とその近郊のさまざまなステークホルダーと連携して活動ができる者が好ましい。 |
雇用期間 | 2024年4月1日から2025年3月31日まで (契約期間終了後、更新する場合あり。ただし最長は2029年3月31日まで) |
勤務形態 | 週4日(土・日曜、祝日、年末年始(12/29~1/3)を除く) ※日数や勤務曜日の詳細については応相談。 |
給与 | パートタイム研究員:時給 1,400円 |
諸手当 | 本研究所支給基準に基づき、通勤手当、および超過勤務手当を支給(その他の諸手当・賞与・退職手当等の支給はなし) |
社会保険 | 労災保険及び雇用形態により健康保険(文部科学省共済組合)、厚生年金保険、雇用保険に加入 |
応募方法 | 【提出書類】以下の書類を、郵送またはメール添付で提出してください。 (1)履歴書(写真貼付、様式任意) (2)研究業績リスト(学位論文、学術論文、著書、受賞などに分類して記入、共著の論文等については共著者を全て記入してください。様式任意) (3)主要論文(3編以内)の別刷(コピー可) (4)上記の応募条件に関するこれまでの研究等の経験と実績(上記の応募条件を満たすことも含めて記載して下さい。2,000字程度。英文の場合はA4版用紙1枚以内で、様式は任意) (5)職務内容についての抱負(2,000字程度。英文の場合はA4版用紙1枚以内で、様式は任意) ※ 上記の提出書類はA4版横書きとし、それぞれ別様式として各様式に氏名を記入してください。なお、提出いただいた書類は返却しませんが、(3)の研究業績資料について特に返却の希望がある場合には、(2)の研究業績リスト末尾にその旨明記していただければ返却いたします。 ※ご提出いただいた書類は採用審査資料としてのみ使用します。正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。 ※提出書類は当人事の審査資料としてのみ使用するものです。正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。 ※上記の募集用の履歴書は、こちらからダウンロードして利用していただくことが可能です。(人間文化研究機構様式) PDF EXCEL 記入要領(PDF) ※欧州経済領域(EEA)に居住されている方は、「EU一般データ保護規則(GDPR)に基づく個人データの使用及び移転に関する同意書」を提出してください。 |
応募締め切り | 2024年1月15日(月)17時必着 |
選考方法 | 書類審査の結果にもとづき、総合地球環境学研究所もしくはオンライン(zoom meeting)で面接を実施することがあります。面接を実施するときには、面接選考決定時にその詳細を該当者へお伝えいたします。なお、総合地球環境学研究所での面接を実施した場合、旅費などは当方では準備いたしませんので、ご承知おきください。 |
応募書類の提出 (問い合わせ先) |
【郵送の場合】 〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457番地4 総合地球環境学研究所 都市と農村の有機物循環プロジェクト研究室(担当:大山修一) ※封筒の表に「研究員 応募書類在中」と朱書の上、簡易書留郵便にて送付してください。 【メールの場合】 E-mail:oyama[at]chikyu.ac.jp([at]を@へ変換すること。) ※メールのタイトルを「有機物循環プロジェクト・研究員(A)申請」としてください。 ※受付確認メールが3平日以内に届かない場合には、改めてメールにて送付してください。 【問い合わせ先】 E-mail:oyama[at]chikyu.ac.jp([at]を@へ変換すること。メールのタイトルを「有機物循環プロジェクト・研究員(A)問い合わせ」としてください) |
その他 | ・赴任に係る旅費のうち、交通費・日当を本研究所支給基準に基づき支給いたします。 ・総合地球環境学研究所は国籍や性別に関わらず、すべての個人に平等な機会を保証します。 ・総合地球環境学研究所は男女共同参画を推進しています。多数の女性からの積極的な応募を期待します。 ・総合地球環境学研究所では喫煙場所に指定された場所を除き、喫煙を禁止するなど、受動喫煙の防止を図っています。 |