2023.11.13

採用

研究員(または上級研究員)【契約職員】(研究部)(2023年12月1日(金)17時必着)

所属・職種 総合地球環境学研究所 研究部
(Sustai-N-ableプロジェクト)
研究員または上級研究員【契約職員】
募集人数 1名
勤務場所 総合地球環境学研究所
(所在地:京都市北区上賀茂本山457番地4)
職務内容 実践研究プロジェクト「人・社会・自然をつないでめぐる窒素の持続可能な利用に向けて」(リーダー:林健太郎教授)(https://www.chikyu.ac.jp/Sustai-N-able/index.html)では、未知が多く残る窒素動態を解明し、窒素利用に伴う環境への負荷と影響を定量し、窒素利用の便益・脅威や対策・行動変容の効果を評価し、持続可能な窒素利用の実現に向けた将来設計を行うことを目指している。本公募で募集する者は、以下の研究・業務を行う。

①プロジェクトの自然循環班(生物地球化学、同位体化学、土壌学など)に所属し、主に陸水・沿岸生態系の窒素循環とその人為影響に関するフィールド調査、室内実験、およびデータ解析を行い、プロジェクトの他班(人間社会班、経済評価班、将来設計班)とも連携して研究を行う。具体的な取り組みの例を以下に示す。
・    森林から沿岸までの窒素動態の解明:森林・湖沼・沿岸における窒素循環に関する生態系機能(例:脱窒、一酸化二窒素フラックス、一次生産)、窒素負荷の生態系影響、および流域スケールの窒素動態について、フィールド調査、室内実験、および安定同位体比解析などの手法を用いて研究する。
・    解析支援:他班のモデル解析やアウトリーチ活動と連携して、上記の窒素循環に関して必要な環境情報・データを提供する(例:堆積物や土壌の脱窒能を定量評価してモデルパラメータとして提供、窒素の自然循環をわかりやすく説明する資料等を提供)。

②プロジェクトのステークホルダーと連携しながら、学際的/超学際的な研究に携わる。

③シンポジウムや学術的会議の企画・運営、アウトリーチ活動のマネジメントに携わる。
応募条件 ①博士の学位を有する者と同等の能力を有する者で、自ら研究を遂行する能力を有すると認められる者。
②自然循環班の専門分野において、関連する調査や解析の経験を有する者。
③データ解析ソフトウェアを用いて統計的なデータ処理を行う技術を有する者。
④他分野の研究者との共同研究、および社会や地域の多様な主体との実践研究に意欲的な者。
⑤日本語と英語により、会話、発表、論文作成、海外共同研究者との連絡をする能力を有する者が望ましい。
⑥プロジェクトメンバーと協力して、プロジェクト全体の円滑な運営や成果公開を推進できる者。
雇用期間 2024年4月1日から2025年3月31日まで。
(契約期間終了後、更新する場合あり。ただし最長は2028年3月31日まで)
勤務形態 週5日(土・日曜、祝日、年末年始(12/29~1/3)を除く)、
始業8:30、終業17:00(休憩12:15~13:00)を基本とする裁量労働制。
給与 研究員:日給 15,170円
上級研究員:日給 19,220円
諸手当 本研究所支給基準に基づき、通勤手当、住居手当および超過勤務手当を支給。
(その他の諸手当・賞与・退職手当等の支給はなし)
社会保険 健康保険(文部科学省共済組合)、厚生年金保険、労働保険(労災・雇用)に加入。
応募方法 【提出書類】以下の書類を、郵送またはメール添付で提出してください。
①履歴書(写真貼付、人間文化研究機構様式)
②研究業績リスト(学位論文、学術論文、著書、受賞などに分類して記入、共著の論文等については共著者を全て記入してください。様式任意)
③主要論文(5編以内)の別刷(コピー可)
④上記の応募条件に関するこれまでの研究等の経験と実績(上記の応募条件を満たすことも含めて記載して下さい。2,000字程度。英文の場合はA4版用紙1枚以内で、様式は任意)
⑤職務内容についての抱負(2,000字程度。英文の場合はA4版用紙1枚以内で、様式は任意)
⑥応募者について意見を聞くことができる2名の氏名、所属・職名、連絡先(住所、電話、メールアドレス)

※上記の提出書類はA4版横書きとし、それぞれ別様式として各様に氏名を記入してください。
なお、提出いただいた書類は原則返却しませんが、③の研究業績資料について特に返却の希望がある場合には、②の研究業績リスト末尾にその旨明記していただければ返却いたします。

※ご提出いただいた書類は採用審査資料としてのみ使用します。正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。

※提出書類は当人事の審査資料としてのみ使用するものです。正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。

※上記の募集用の履歴書(人間文化研究機構様式)は、こちらからダウンロードしてください。
PDF EXCEL 記入要領(PDF)

※欧州経済領域(EEA)に居住されている方は、「EU一般データ保護規則(GDPR)に基づく個人データの使用及び移転に関する同意書」を提出してください。
PDF
応募締め切り 2023年12月1日(金)17時必着
選考方法 提出書類により審査します。書類審査の結果にもとづき、総合地球環境学研究所もしくはオンライン(zoom meeting)で面接を実施します(2023年12月19日予定、2023年12月20日を予備日)。面接の詳細は、面接選考決定時に該当者へお伝えいたします。なお、総合地球環境学研究所での面接を実施した場合、旅費などは当方では準備いたしませんので、ご承知おきください。
応募書類の提出
(問い合わせ先)
【郵送の場合】
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457番地4
総合地球環境学研究所Sustai-N-ableプロジェクト研究室(担当:林健太郎)
※封筒の表に「研究員応募書類在中」と朱書の上、簡易書留郵便にて送付してください。

【メールの場合】
E-mail:kentaroh[at]chikyu.ac.jp([at]を@へ変換すること。)
※メールのタイトルを「Sustai-N-ableプロジェクト・研究員」としてください。
※受付確認メールが3平日以内に届かない場合は、改めてメールにて送付してください。

【問い合わせ先】
E-mail:kentaroh[at]chikyu.ac.jp([at]を@へ変換すること。)
その他 ・審査の結果、研究業績が優れており、かつ、本プロジェクトの形成に重要な役割を担うと判断される方は、「上級研究員」として採用する場合があります。
・赴任に係る旅費のうち、交通費・日当を本研究所支給基準に基づき支給いたします。
・総合地球環境学研究所では喫煙場所に指定された場所を除き、喫煙を禁止するなど、受動喫煙の防止を図っています。

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