2025.09.26
採用
総合地球環境学研究所 プログラム研究部 Fashloksプロジェクト 研究員または上級研究員【契約職員】(2025年11月24日(月)午前10時 締切)
所属・職種 | 総合地球環境学研究所 プログラム研究部 Fashloksプロジェクト 研究員または上級研究員【契約職員】 |
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募集人数 | 若干名 |
勤務場所 | (雇入れ直後) 総合地球環境学研究所 (所在地:京都市北区上賀茂本山457番地4) 【交通手段】 地下鉄「国際会館」から京都バス「地球研前」下車 叡山電鉄「京都精華大前」徒歩10分 (変更の範囲) 変更なし |
職務内容 | (雇入れ直後) 「地域知と科学との対話による公正で持続的な狩猟マネジメント (Fashloksプロジェクト)」(リーダー:本郷峻准教授、https://sites.google.com/kyoto-u.ac.jp/rihn-hunting-project)は、「環境文化創成プログラム」(松田プログラム)のもと、科学知と在来知との接合による総合的な環境文化の創成に資する研究を行っている。具体的には、熱帯雨林諸国農村部の各サイト(カメルーン、コロンビア、ガボン、マレーシア、コンゴ民主共和国)において、地域住民(在来・地域知)と保全機関や科学者(科学)との対等な対話と協力によって研究を組み上げ、それによって持続的な野生動物狩猟のマネジメント・システムを構築することを目標としている。 本公募で募集するものは、プロジェクトリーダー、国内外のプロジェクトメンバー、各サイトのステークホルダーと協力しながら、以下の業務を行う。 (1) プロジェクトの各サイトにおいて、動物生態学・人類学・地域研究を長期フィールド調査に基づいて行う。具体的な研究の例を以下に示す。 (ア) 哺乳類を中心とした野生動物の分布・生息数・生態・行動等に関する研究。 (イ) 地域住民の生業活動(とくに狩猟活動)や食生活、および野生動物に関する文化等に関する研究。 (ウ) 地域住民や保全機関などとの協力に基づく、野生動物モニタリングや狩猟マネジメントの実装に関する学際的/超学際的研究。 (2) プロジェクトリーダーおよび各プロジェクトメンバーと緊密に連携し、プロジェクト運営業務を支援する。 (3) プロジェクトが企画する国内外の会議やシンポジウム、アウトリーチ活動の企画・運営に携わる。 (変更の範囲) 変更なし |
応募条件 | ① 博士の学位、あるいはそれと同等の能力を有し、自ら研究を遂行する能力を有すると認められる者。上級研究員については、博士の学位を必須とする。 ② フィールド調査を基本とする研究の経験がある者。サハラ以南アフリカや中南米でのフィールド研究経験があれば、より望ましい。 ③ 日本語あるいは英語による論文執筆、学会発表、共同研究者とのコミュニケーションの経験と能力を有する者。また、フランス語あるいはスペイン語でのフィールド経験や能力があれば、より望ましい。上級研究員については、国際学術誌に主著論文が3本以上掲載されていること。 ④ 他分野の研究者との共同研究、および社会や地域の多様な主体との実践研究に意欲的な者。 ⑤プロジェクトメンバーと協力して、プロジェクト全体の円滑な運営や成果公開を推進できる者。 |
雇用期間 | 2026年4月1日から2027年3月31日まで。 (契約期間終了後、更新する場合あり。ただし最長は2030年3月31日まで) |
勤務形態 | 週5日(土・日曜、祝日、年末年始(12/29~1/3)を除く)、 始業8:30、終業17:00(休憩12:15~13:00)を基本とする裁量労働制。 |
給与 | 日給19,000円(研究員)あるいは22,100円(上級研究員) |
諸手当 | 本研究所支給基準に基づき、通勤手当、住居手当および超過勤務手当を支給。 (その他の諸手当・賞与・退職手当等の支給はなし) |
社会保険 | 健康保険(文部科学省共済組合)、厚生年金保険、労働保険(労災・雇用)に加入。 |
応募方法 | 【提出書類】以下の書類を日本語あるいは英語で作成し、メールに添付して提出してください。 ① 履歴書(写真貼付、人間文化研究機構様式)。博士学位の未取得者に関しては、「取得見込」の年月を必ず記入すること ② 研究業績リスト(学位論文、学術論文、著書、受賞などに分類して記入)。なお、researchmapの本人ページに上記4項目があれば、そのURLを記入することで代替可 ③ 主要論文・著書等(3編以内)の別刷(コピー可) ④ これまでの研究等の経験と実績(2,000字程度。上記の応募条件に合致することがわかるように書くこと) ⑤ 職務内容についての抱負(1,000字程度) ⑥ 応募者について意見を聞くことができる2名の氏名、所属・職名、連絡先(電話、メールアドレス) ※上記の提出書類はすべてA4版横書きとし、それぞれ別様式として各様式に氏名を記入してください。そのうえで、すべての提出書類を1つのZIPフォルダに格納し、メールでご送付ください。 ※ご提出いただいた書類は採用審査資料としてのみ使用します。正当な理由なく第三者への開示、譲渡および貸与することは一切ありません。 ※上記の募集用の履歴書(人間文化研究機構様式)は、こちらからダウンロードしてください。 PDF EXCEL 記入要領(PDF) ※欧州経済領域(EEA)に居住されている方は、「EU一般データ保護規則(GDPR)に基づく個人データの使用及び移転に関する同意書」を提出してください。 PDF |
応募締切 | 2025年11月24日(月)午前10時必着 |
選考方法 | 提出書類により審査します。書類審査の結果にもとづき、総合地球環境学研究所もしくはオンライン(zoom meeting)で面接を実施します(2025年12月 上・中旬ごろを予定)。面接の詳細は、面接選考決定時に該当者へお伝えいたします。なお、総合地球環境学研究所での面接を実施した場合、旅費などは当方で準備いたしませんので、ご承知おきください。 |
応募書類の提出 (問い合わせ先) |
E-mail:hongo[at]chikyu.ac.jp([at]を@へ変換すること。) ※メールのタイトルを「Fashloksプロジェクト研究員応募」としてください。 ※受付確認メールが3平日以内に届かない場合は、改めてメールにてご連絡ください。 【公募全般についての問い合わせ】 本郷 峻 E-mail:hongo[at]chikyu.ac.jp([at]を@へ変換すること。) |
その他 | ・ 審査の結果、研究業績が優れており、かつ、本プロジェクトの形成に重要な役割を担うと判断される方は、「上級研究員」として採用する場合があります。 ・ 赴任に係る旅費のうち、交通費・日当を本研究所支給基準に基づき支給いたします。 ・ 総合地球環境学研究所では喫煙場所に指定された場所を除き、喫煙を禁止するなど、受動喫煙の防止を図っています。 ・ 総合地球環境学研究所は国籍や性別に関わらず、すべての個人に平等な機会を保証します。 ・総合地球環境学研究所は男女共同参画を推進しています。女性からの積極的な応募を期待します。 |