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令和7(2025)年度第4回フェローシップ外国人研究員セミナー

日時 2025年12月2日(火)16時00分- 17時00分
会場 総合地球環境学研究所 セミナー室3.4 およびオンライン(ZOOM)
参加方法 事前登録制・参加費無料
参加希望者は国際交流係宛に連絡ください。
Email: kokusai[at]chikyu.ac.jp  [at]を@に変更して下さい。
ZOOMの事前登録はこちら
プログラム タイトル:
カザフスタンにおける持続可能な発展の課題:一般家庭ゴミ管理に関する日本とカザフスタンの経験の分析

講演者:
エルラン・アカポフ(アルファラビ・カザフ国立大学/フェローシップ外国人研究員)

コメント:
門川大作氏(前京都市長)

アブストラクト:
カザフスタンは急速な産業化と都市化の進展に伴い、様々な環境・経済・社会課題に直面している。これを背景に、カザフスタンは持続可能な発展を遂げるために国家経済計画の改良、インフラ整備、国際基準の導入、そして市民参加の拡大などを目指している。 日本は廃棄物管理において世界をリードする国の一つとして認められ、最先端技術、近代的な法的枠組み、包括的なリサイクル活動、そして積極的な市民参加を組み合わせた効果的なシステムを構築している。とりわけ、日本の効果的な家庭廃棄物管理が3R(リデュース、リユース、リサイクル)構想と「循環型社会形成基本計画」といった統合的なアプローチを通じて実現されている。 滞在期間中は、一般家庭ゴミ管理分野における日本とカザフスタンの経験を比較分析する予定である。具体的には、「3R」構想や「循環型社会形成基本計画」といった一般家庭ゴミ管理分野に関する法規制の枠組みについてより詳細な資料を収集する。また、環境教育(授業・イベントなど)が実施されている日本の小・中学校を訪問予定である。特に、「3R」が既に実施されている、あるいは実施予定の地域について詳細な調査を実施予定である。 カザフスタンにとって持続可能な発展は長期的な環境・経済・社会戦略の重要な要素である。本調査の結果は、カザフスタンにおける一般家庭ゴミ管理分野における持続可能な環境政策の改善に貢献される。
主催 総合地球環境学研究所
お問い合わせ 総合地球環境学研究所 国際交流係
Email: kokusai[at]chikyu.ac.jp  [at]を@に変更して下さい。

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