- 地球研国際シンポジウム
第20回地球研国際シンポジウム
Knowledge and Training for Green Transformation
グリーン社会変革に向けた知識と人材育成
日時 | 2025年12月10日(水)10:00 - 18:30 2025年12月11日(木)10:30 - 18:00 |
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会場 | 総合地球環境学研究所 講演室 (オンライン) |
参加方法 | オンライン参加登録フォーム Day 1 作成次第、掲載予定。 Day 2 作成次第、掲載予定。 ※日英同時通訳あり |
概要 | 持続可能な社会の実現には、新たな人間の知識と職場スキルが求められますが、日常的な「グリーン人材」の定義、教育、スキル向上、そして主流化は、まだ初期段階にあります。総合地球環境学研究所(地球研)の新たな取り組みであるグリーンナレッジセンター(GKC)は、研究、政府、民間セクターの間でグリーン人材の能力を創出・連携させることを目的に設立されました。これは、地域からグローバルに至る持続可能性の転換を支援するためのものです。 GKCは、地球研内の教育部門、上廣環境日本学センター、フューチャー・アースセンターによるこれまでの取り組みをさらに発展させるものであり、毎年開催されるTERRAスクールや、「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」(日本)での人材育成・国際連携に関するワーキンググループなども含まれます。 これらの取り組みは、国内外におけるグリーン・トランスフォーメーションを対象としており、地域、国家、国際レベルでの協働的な関与と発展が求められています。 第20回総合地球環境学研究所国際シンポジウムでは、グリーン・トランスフォーメーションの実現に向けた人材育成の設計、方向性、拡充について、主要な関係者が議論を交わすためのフォーラムが開催されます。 |
プログラム | 1日目:2025年12月10日(水) 開会の挨拶:山極 壽一(地球研所長) 趣旨説明およびシンポジウム概要:浅利 美鈴(地球研副所長) 基調講演:イラン・チャバイ(米国・アリゾナ州立大学/地球研) セッション1. 環境コミュニケーションにおける手法としてのマンガ モデレーター:ダニエル・ナイルズ(地球研) スピーカー: ニック・スーサニス(米国・サンフランシスコ州立大学) フレデリック・ジュリアン(フランス社会科学高等研究院) 下元 草百合、竹本 外茂次(ゴミック探究科)、古高 光(High-moonの友人) ウスビ・サコ(東京都公立大学法人) ディスカッション セッション2. 政策の不連続性と利己主義/利他主義の分離を超えたカーボンニュートラル モデレーター:谷口 真人(地球研) スピーカー: パク・ジュナ(京都大学) カラン・クロフォード(カナダ・ビクトリア大学) 高間 剛(インドネシア・シュアコ) コメント:ダニエル・フンケラー(スイス・ヌーシャテル大学) 2日目: 2025年12月11日(木) セッション3. ビヨンド・サーキュラー・エコノミー:社会・生態学的および文化的循環に向けたエリア・ケイパビリティ モデレーター:近藤 康久(地球研) スピーカー: 石川 智士(京都府立大学) ナイマ・ベンカリ(オマーン・スルタン・カブース大学) モニア・ブスニナ(アルジェリア・セティフ第一大学 フェルア・アバ) 脇田 健一(特定非営利活動法人 琵琶故知新) ディスカッサント:神原 咲子(神戸市看護大学) セッション4. 共振する生命の未来へ:人と自然の境界を超えた対話から生まれるイノベーション モデレーター:吉川 成美(地球研・上廣環境日本学センター) スピーカー: スティーブン・マーフィ・シゲマツ(米国・スタンフォード大学) 井上 岳一(株式会社日本総合研究所) ニールセン北村 朋子(デンマーク・文化翻訳家) ディスカッサント:ハン・ゲン(英国・サウサンプトン大学) セッション5. グリーン人材を社会で育む アツイ!事例たち モデレーター:浅利 美鈴(地球研) 基調講演:牧 陽子(日本マクドナルド株式会社/一橋大学) ディスカッション: 牧 陽子 イラン・チャバイ 山極 壽一 他 |
主催 | 総合地球環境学研究所 |
お問い合わせ | 総合地球環境学研究所 研究支援課 国際交流係 E-mail: kokusai[at]chikyu.ac.jp *[at]を@に変えてお送りください |