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フューチャー・デザインWS40
日本に適した将来世代考慮制度・気候変動政策とは?「選好と信念の環境経済学」によるアプローチ
日時 | 2023年10月17日(火)13:30 - 15:00 |
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開催形式 | オンライン ※ID・パスコードは担当者にお問い合わせください。 |
開催 | 中川戦略プロジェクト |
報告者 | 横尾英史先生(一橋大学大学院経済学研究科・准教授) |
概要 | 本発表では、日本およびアジア諸国に「適した」気候変動政策や将来世代考慮の制度(future generations consideration institutions)の社会的な選択についてそのあり方を考察する。その際、発表者の専門である環境経済学のアプローチから取り組む。 まず、発表者なりに環境経済学を「環境政策の社会的な選択について現代経済学を応用して考察する分野」と定義し、その概観を共有する。 次に、その中でも気候変動政策に注目し、その政策手段の選択の議論を紹介する。 そして、近年の経済学研究における「国民の選好」や「国民の主観的信念」を定量的に調査し、各国の制度・政策と比較する先行研究を紹介する。 さらに、発表者が国立環境研究所のプログラムや科研費にて実施中の「将来世代についての選好・信念の推計」プロジェクトについて、そのアイデアを共有する。 以上を通じて、(1) 各国ごとに「最も適した」将来世代考慮制度や気候変動政策があるのでは、(2) その際に各国民の選好と信念を調査する必要があるのでは、という二つの仮説について考察し、セミナー参加者と議論する。 |
お問い合わせ | 中川戦略プロジェクト 上田 ueda[at]chikyu.ac.jp *[at]を@に変更して下さい。 |