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総合地球環境学研究所 地球人間システムの共創プログラム 公開シンポジウム 「社会正義と地球環境 -包摂的な未来社会に向けて-」
※宇佐美誠教授の登壇は都合によりキャンセルになりました。これに伴い、以降の登壇者の発表時間と討論を45分くり上げ、全プログラムは16:15に終了いたします。
日時 | 2023年9月25日(月) 10:00 - 17:00 |
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会場 |
総合地球環境学研究所 講演室 / オンライン |
主催 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構 総合地球環境学研究所 地球人間システムの共創プログラム |
後援 | 公益社団法人日本地球惑星科学連合 地球人間圏セクション、 環境科学会、日本リスク学会、日本地理学会(予定)、日本文化人類学会(予定)、フューチャー・アース⽇本委員会、 人間文化研究機構広領域連携型基幹研究プロジェクト「横断的・融合的地域文化研究の領域展開-新たな社会の創発を目指して-」 |
参加方法 | 事前申込制、参加費無料 対面参加は定員あり 下のリンクへアクセスいただき、必要事項をご記入の上、お申込みください。 https://zoom.us/meeting/register/tJAscOCurTMrEtUlLrLFHnNtRq9fBs66VzFo |
目的 | 人間活動による地球環境への影響が加速した人新世の開始から半世紀以上が経ち、様々な地球規模課題は、複合的に連鎖する複雑な地球環境問題となっている。産業革命後の工業化や緑の革命、都市化や情報化社会など、グローバル化の社会変容における均質な価値観の急激な浸透と格差の拡大は、この地球環境問題をさらに深刻化している。そしてこれら人新世に至る過程では、植民地化による資源の略奪や、先住民地における文化の蹂躙など、グローバルな社会課題と地球環境問題における人間文化の規範の問題がある。その中で先のCOP27においては、グローバルノースからグローバルサウスへの補償の枠組みが開始された。これらの動きは、衡平で包摂的な社会を目指す上で、気候正義を含めた社会正義が問われていると言え、弱者や取り残されている関係者との未来社会の共創が必要不可欠であることを示している。本シンポジウムでは、人新世において生じている様々な社会不正義と地球環境問題との関係を議論する。 |
プログラム | ◇開会挨拶: 10:00-10:05 山極壽一(総合地球環境学研究所) ◇趣旨説明: 10:05-10:15 谷口真人(総合地球環境学研究所) 人新世における社会正義と地球環境 ◇講演: (各発表30分+質疑15分) 10:15-11:00 加藤博文(北海道大学) 先住民地における地球環境問題と社会正義 11:00-11:45 福永真弓 (東京大学) 修復的環境正義と環境ガバナンス 11:45-12:30 笹岡正俊(北海道大学) グローバルサウスの環境・資源問題と社会的公正 ―被害はなぜ、またいかにして不可視化されるのか 13:30-14:15 飯山みゆき(国際農林水産業研究センター) 緑の革命と社会正義 14:15-15:00 宇佐美誠(京都大学) 包摂的な気候正義へ 15:00-15:45 笹岡愛美(横浜国立大学) E L S Iと地球環境 ◇討論: コメンテーター:池谷和信(国立民族学博物館) (10分) ◇閉会挨拶: 谷口真人(総合地球環境学研究所) |
お問い合わせ | 地球人間システムの共創プログラム 三浦 miuratomoko[at]chikyu.ac.jp *[at]を@に変更して下さい。 |