2018年5月1日付で、研究部の教授として山内太郎先生が着任しました。地球研のプロジェクト「サニテーション価値連鎖の提案─地域のヒトによりそうサニテーションのデザイン」のリーダーも務めます。
- 氏名:
- 山内 太郎
- 所属・職:
- 研究部 教授
- 専攻:
- 人類生態学、国際保健学、生物人類学、栄養生態学
- 山内教授のコメント
「サニテーション」は、単にし尿やトイレの話ではなく、健康、社会、歴史、文化、尊厳、幸福に関わる深遠なテーマです。また同時に、地球環境問題でもあります。
私は1990年代初頭より、途上国の農漁村、都市、そして狩猟採集社会に暮らす人々のライフスタイルと健康について、住民目線に立ったフィールドワークを行ってきました。
これまでの調査研究の経験を活かして東南アジア、アフリカ、日本(北海道)のコミュニティーでサニテーションの価値とその繋がりを様々な側面から丁寧に明らかにします。そして、現地の子ども、若者、大人たちと一緒にサニテーション価値連鎖をつくっていきます。
