大学共同利用機関法人　人間文化研究機構　総合地球環境学研究所

2017年3月15日（水）に「地球の住まい方：オギュスタン・ベルク著『理想の住まい　隠遁から殺風景へ』出版記念シンポジウム」がハートピア京都にて開催されました。

本シンポジウムは、第8回「KYOTO地球環境の殿堂」殿堂入り者のひとりに選ばれたオギュスタン・ベルク氏（フランス国立社会科学高等研究院・教授）の都市論の集大成である書籍『理想の住まい―隠遁から殺風景へ』が、地球研和文学術叢書・環境人間学と地域シリーズとして京都大学学術出版会から出版されたことを記念したもので、当日は70名を越える方々にお越しいただきました。

はじめに、安成所長が人類世（人新世）における環境変化（温暖化、大気汚染、水循環など）について、多面的なデータを基に語った後、ベルク氏は、環境は私たちとの関係を通して風土になると語り、日本だけでなく、中国やヨーロッパの例も交えて講演しました。後半は寺田匡宏客員准教授を聞き手に、対談・質疑応答を行い、安成所長、ベルク氏を交え、これからの地球の住まい方を考えました。

当日の模様は、動画にてご覧いただけます。

1. 開会挨拶・講演1
2. 講演２
3. 対談・閉会挨拶