第8回「KYOTO地球環境の殿堂」殿堂入り者のひとりに選ばれた、オギュスタン・ベルク氏。このたび、氏の都市論の集大成である書籍『理想の住まい―隠遁から殺風景へ』が、地球研学術叢書・環境人間学と地域シリーズとして京都大学学術出版会より出版されました。出版を記念して、ベルク氏を交えこれからの地球の住まい方を考えるシンポジウムを開催します。第2日目の3月16日(木)は主に地球研の研究者が中心となり、ベルク氏の『理想の住まい』を踏まえて自分自身の研究や関心をクロスさせた発表を行うことを考えています。
【同時配信】
- 日 時
- 2017年3月15日(水) 13:30 - 16:00
3月16日(木) 9:30 - 18:00 - 場 所
- 3月15日(水)ハートピア京都3階大会議室(⇒アクセス)
3月16日(木)総合地球環境学研究所 講演室(⇒アクセス) - 主 催
- 総合地球環境学研究所
- 問合せ
- 研究基盤国際センター(コミュニケーション部門)岸本紗也加
※参加費無料、申し込み不要
++プログラム++
- 開会挨拶(13:30)
- 講演1(13:40 - 14:25)
- 講演2(14:25 - 15:10)
- 休憩(15:10 - 15:25)
- 対談・質疑応答(15:25 - 15:55)
- 閉会挨拶(15:55)
- 開会のことば(9:30)
- Ⅰ.地球の住まい方――テクネー(9:35 - 12:35)
- Ⅱ. 地球の住まい方――身体 【動画/スライド・プロジェクションとトーク】(13:15 - 13:45)
- Ⅲ. 地球の住まい方――ロゴス(13:45 - 15:15)
- Ⅳ.地球の住まい方――ビジョン/イマジナリー(15:30 - 17:30)
- Ⅴ. おわりの「清談」(17:30 - 18:00)
3月15日(水)於:ハートピア京都3階大会議室
※チラシなどでお知らせしておりましたプログラムを、下記のとおり変更しました。
何卒ご了承いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
安成 哲三(地球研・所長)
オギュスタン・ベルク(フランス国立社会科学高等研究院・教授)
3月16日(木)於:総合地球環境学研究所 講演室
オギュスタン・ベルク(フランス国立社会科学高等研究院・教授)
寺田匡宏(地球研・客員准教授)
阿部健一(地球研・教授)
アネクメーネがエクメーネになるとき
ベノワ・アザール (フランス国立科学研究センター、フランス国立社会科学高等研究院)
変貌する住まいの景――ケニアおよびブルキナ・ファソにおける物質文化の「開発」とヒトと自然の関係の変容
石山俊(地球研・研究員)
サハラオアシスにおける水利用と景観の変遷
甘靖超(地球研・中国環境問題研究拠点研究員)
郷土食の再生――長野県天龍村坂部のゆべしを中心に
熊澤輝一(地球研・准教授)・鎌谷かおる(地球研・研究員)
・木村道徳(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター・主任研究員)
分けること・伝えること・シェアすること――滋賀県高島市での地域づくりの取り組みから
三村豊(地球研・研究支援員)
千年ヴァナキュラー建築
和出伸一(アーティスト/地球研・特任技術専門職員)
野に立つからだ―「人の世」の底を抜ける
寺田匡宏(地球研・客員准教授)
歴史の語り、進化の語り――人間といきものにとっての時間性
三木弘史(地球研・研究員)
数理のみかたから
ヨアン・モロー(パリ国立高等鉱業学校/リスク・危機研究センター・助教)
メソグラフィーの素描――風土から風土性へ
王智弘(地球研・研究員)
風土としての地下水─―井戸をめぐるイメージの考察
嶋田奈穂子(地球研・研究支援員)
聖地が消えるとき――風土を閉じる作法
ダニエル・ナイルズ(地球研・准教授)
大切なもの――有形と無形の風景を辿りながら
エマニュエル・マレス(奈良国立文化財研究所・アソシエイトフェロー)
人は庭園に何を見るのか?
コメンテーター:オギュスタン・ベルク(フランス国立社会科学高等研究院・教授)
聞き手:寺田匡宏(地球研・客員准教授)