- 日 時
- 2016年10月3日(月)15:00 - 16:10
- 場 所
- 和歌山大学 附属図書館棟
和歌山大学 附属図書館棟 マルチルーム1(3階)(⇒アクセス) - 主 催
- 「砂漠化をめぐる風と人と土」プロジェクト
(総合地球環境学研究所)
和歌山大学 食農総合研究所 - タイトル
- ラオス水田農耕民の「のぐそ」を追う
- 講 師
- 蒋 宏偉
総合地球環境学研究所・研究基盤国際センター・特任助教 - 発表要旨
-
ラオス中南部のメコン流域は、タイ肝吸虫(Opisthorchis viverrini)の流行地域である。地域住民「のぐそ」行動は、タイ肝吸虫病のコントロールに大きな支障となっている。「なぜ人々が「のぐそ」をするのか」、「人々はどこで「のぐそ」をしているのか」、そして「糞便はどのように水域を汚染し、タイ肝吸虫の生活環の成立に寄与してきたのか」などの疑問を答えるために、発表者は、地域住民の生業、生活を明らかにしたうえ、小型GPSと加速度計を用いて、住民の「のぐそ」行動を追跡してきた。本研究では、発表者が、これらのデータを分析しながら、地域住民の「病気」対策について、医学のみならず、農学、生態学、人類学などトランスディシプリン視点の必要性を考えたい。
※画像クリックで拡大※
- 企画・運営
- 石山・宮嵜(総合地球環境学研究所)、
荒木・岸上(和歌山大学 食農総合研究所) - 懇親会
- 和歌山市内にて懇親会開催予定
*研究会後の懇親会は事前申込制とさせていただきます。
ご参加いただける方は、お手数ですが2016年9月30日までに
連絡担当者の荒木までご連絡ください。 - 連絡担当者
- 和歌山大学 教育学部:荒木
参加申し込み・参加費:不要