スタッフ プロフィール
| 氏名 | 湯本 貴和 |  |
| 氏名読み | ユモト タカカズ | |
| 氏名（英） | ||
| 所属 | 研究部 | |
| 職名 | 教授 | |
| バックグラウンド | 生態学 | |
| 自己紹介文 | ||
| 生年 | 1959 | |
| 学位 | 博士（理学）（京都大学 1987）、修士（理学）（京都大学 1984） | |
| 学歴 | 京都大学理学部卒（1982）、京都大学大学院理学研究科植物学専攻修士課程修了（1984）、京都大学大学院理学研究科植物学専攻博士課程修了（1987） | |
| 職歴 | 日本学術振興会特別研究員（1987）、神戸大学教養部助手（1989）、神戸大学教養部講師（1992）、神戸大学理学部講師（1992）、京都大学生態学研究センター助教授（1994）、総合地球環境学研究所研究部教授（2003） | |
| 所属学会 | 日本生態学会、日本植物学会、日本熱帯生態学会、日本アフリカ学会、種生物学会、日本植生史学会 | |
○出版物による業績
【著書】― 共著 ―
湯本貴和 (2007)「日本列島に人間と野生動物との共生の歴史をさぐる」大学出版部協会編『ナチュラルヒストリーの時間』大学出版部協会：51-54
湯本貴和 (2007)「植物の宝庫・屋久島」秋道智彌編『水と世界遺産』小学館：93-107
湯本貴和 (2007)「森の一万年史から」秋道智彌・日高敏隆編『森は誰のものか？』昭和堂：93-107
湯本貴和(2007)「屋久島における研究者の役割」金谷整一・吉丸博志編『屋久島の森のすがた』文一総合出版：203-217
湯本貴和 (2007) 「種子散布の生態学」京都大学総合博物館・京都大学生態学研究センター編『生物多様性ってなんだろう？』京都大学学術出版会：24-39
辻野亮、松井淳、丑丸敦史、瀬尾明弘、川瀬大樹、内橋尚妙、鈴木健司、高橋淳子、湯本貴和、竹門康弘, 2007, 深泥池湿原へのニホンジカの侵入と植生に対する採食圧 保全生態学研究 12:20-27（査読付）
【論文】― 共著 ―
Suzuki S., S. Kitamura, M. Kon, P. Poonswad, P. Chuailua, K. Plongmai, T. Yumoto, N. Noma, T. Maruhashi, and P. Wohandee, 2007, Fruit visitation patterns of small mammals on the forest floor in a tropical seasonal forest in Thailand,Tropics 16: 17- 29 （査読付）
Kawase D., T. Yumoto, K. Hayashi and K. Sat.o, 2007, Molecular phylogenetic analysis of the infraspecific taxa of Erigeronthunbergii A. Gray distributed in ultramafic rock sites, Plant Species Biology 22:107-115 （査読付）
Kitamura S., T. Yumoto, P. Poonswad and P. Wohandee (in press) Frugivory and seed dispersal by Asian elephants, Elephas maximus, in a moist evergreen forest of Thailand, Journal of Tropical Ecology （査読付）
Kitamura S., T. Yumoto, P. Poonswad, S. Suzuki and P. Wohandee (in press) Rare seed predating mammals determine seed fate of Canarium euphyllum, a large-seeded tree species in a moist evergreen forest, Thailand. Ecological Research（査読付）
Kusaka S., T. Igarashi, F. Hyodo, T. Yumoto and K. Katayama (in press) Variability in stable isotope ratios in two Late-Final Jomon communities in the Tokai coastal region and its relationship with sex and ritual tooth ablation, Anthropological Science（査読付）
Tsujino, R. and T. Yumoto (in press) Spatial distribution patterns of trees at different life stages in a warm temperate forest, Journal l of Plant Research（査読付）
【雑誌・新聞記事、その他】― 雑誌記事 ―
2007年 「雪のない雪国」『まほら』旅の文化研究所 51: 44-45
○学会活動
【学会運営】
日本生態学会地区委員、日本生態学会将来計画委員、日本生態学会「保全生態学研究」編集委員長、日本熱帯生態学会評議員、種生物学会地区幹事、野生生物学会理事、日本植生史学会編集委員
【座長・セッションコンビナー】
2007年3月22日 「京都盆地における環境変遷と人間活動―様々な手法によるアプローチ」、第54会日本生態学会大会公募シンポジウム、愛媛大学、松山市
2007年9月8日 「第四紀における日本列島フロラの成立過程」、第71回日本植物学会大会シンポジウム、東京理科大学、野田市
【口頭発表】
2007年4月3日 寺川眞理・井鷺裕司・西川 真理・松井 淳・湯本 貴和「糞中のヤマモモの内果皮遺伝解析に基づくヤクシマザル種子散布特性の解明」、第118回日本森林学会大会、九州大学、福岡市
2007年9月7日 瀬尾明弘・篠原渉・村上哲明・湯本 貴和〉「EST-SSR多型を用いたタブノキ集団の遺伝的分化の地理的パターン」、第71回日本植物学会大会、東京理科大学、野田市
【ポスター発表】
2007年3月20日 松井淳・森野里美・小林泰彦・辻野亮・湯本貴和・今村彰生・布施健吾・宮西裕美・小田さつき・細井まゆみ・大川智史・高田研一〉「大峯山脈前鬼における森林の現状」、第54回日本生態学会大会、愛媛大学、松山市
2007年3月20日 藤田真梨子・松井淳・寺川眞理・駒井古実・湯本貴和〉「食われた果実は落とすのか？ ヤマモモ樹上果実と落下果実における食害率の比較」、第54回日本生態学会大会、愛媛大学、松山市
2007年3月21日 北村俊平・湯本貴和・Pilai Poonswad・Prawat Wohandee〉「タイ国カオヤイ国立公園におけるアジアゾウの果実食と種子散布」、第54回日本生態学会大会、愛媛大学、松山市
2007年3月21日 鈴木俊介・北村俊平・近雅博・湯本貴和・Pilai Poonswad・Pihitaya Chuailua・Kamol Plongmai・丸橋珠樹・野間直彦・Prawat Wohandee〉「タイの熱帯湿潤林の林床と林冠における果実食動物による果実選択の違い」、第54回日本生態学会大会、愛媛大学、松山市
2007年3月21日 辻野亮・佐藤博俊・今村彰生・湯本貴和〉「菌類子実体の発生地形特性」、第54回日本生態学会大会、愛媛大学、松山市
2007年3月22日 辻村希望・湯本貴和「冷温帯草原群集におけるマルハナバチを介した植物種間相互作用」、第54回日本生態学会大会、愛媛大学、松山市
2007年3月22日 川瀬大樹・林一彦・湯本貴和〉「西南日本に分布するササユリの蛇紋岩植物ジンジョウユリの系統分化」、第54回日本生態学会大会、愛媛大学、松山市
○調査研究活動
【国内調査】
2007年5月 愛媛県新居浜市（蛇紋岩植物ツガザクラの生態調査）
2007年6月 青森県中津軽郡西目屋村（北上山地における民俗植物学的調査）
2007年6月 岩手県盛岡市（マルハナバチの分布・生態調査）
2007年7月 熊本県阿蘇市（阿蘇の草原の成立機構に関する調査）
2007年8月 奈良県吉野郡十津川村（十津川における民俗植物学的調査）
2007年8月 長野県下水内郡栄村（秋山における民俗植物学的調査）
○社会活動・所外活動
【組織運営・委員など】
環境省・超長期ビジョン検討委員、環境省・第三次環境基本計画における指標の活用等に係る検討委員、国土交通省・近畿ブロックのエコロジカル・ネットワーク懇談会委員、内閣府沖縄総合事務局・沖縄観光におけるキャリング・キャパシティーに関する検討委員
【講演など】
2007年6月10 日 「日本人と森」、第10回鎮守の森フェスタ、貴船神社、京都市
2007年7月7日 「日本人はなにを食べてきたか」、地球研フォーラム「地球環境問題としての『食』」、京都国際会館、京都市
2007年7月15日 「熱帯雨林の多様性」、2007年度モンキーカレッジ、（財）日本モンキーセンター、犬山市
2007年9月10 日 「熱帯雨林―共生関係と進化」、スーパーサイエンスハイスクール事業（京都府立洛北高等学校）、総合地球環境学研究所、京都市
2007年9月12 日 「日本の自然と国土」、農産課情報交換会、近畿農政局、京都市
2007年9月15 日 パネルディスカッション「伊豆の、花と海。」、地球研伊東セミナー、伊東市観光会館、伊東市
2007年9月16 日 フォーラム「北の縄文と森の文化―人と自然の関わり」、北の縄文文化フォーラム、一戸町コミュニティーセンター、一戸町
2007年9月21 日「鎮守の森は原始の照葉樹林の生き残りか？」（小椋純一 京都精華大学教授との対談）、第20回地球研市民セミナー、総合地球環境学研究所、京都市
2007年9月28 日 「地球研は地球環境問題にどう取り組むべきか？」（報告）、日本科学技術ジャーナリスト会議関西月例会、総合地球環境学研究所、京都市
2007年10月28 日 「身近な自然を守るとはどういうことか」、シンポジウム「東アジアにつながる能登半島：地球環境問題の視点から」、能登半島里山里海自然学校、珠洲市
2007年11月6 日 「熱帯雨林の生きものたちと人間の未来」、京都精華大学GARDEN地球環境講座、京都精華大学交流センター、京都市
2007年11月10 日 「秋山郷の植生と植物の利用法」、日本民家集落博物館連続講座「信濃秋山郷ふたたび」、日本民家集落博物館、豊中市
○大学院教育・研究員などの受け入れ
特別共同利用研究員（１名）
