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No.5 タイ・ラヨーン県 —日本から導入された定置網による漁業
解説者:高木 映 (総合地球環境学研究所 特任准教授) |
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専門は水産学。元々、魚介類の多様性とその進化を研究していたが、最近はそれらの魚介類がどのように利用・加工され文化的な多様性を形成しているかという事に興味の幅が広がってきている。東南アジアの河や湖ばかり研究していたが、海の研究に携わるようになり改めて海の素晴らしさを実感しつつフィールド調査に勤しんでいます。 |
< タイ・ラヨーン県 > | |
地理 : | タイ湾に面している |
気候 : | 乾期(11月~2月)・暑期(3月~5月)・雨期(6月~10月)気温平均:最低25℃~最高35℃ |
経済 : | 漁業と果樹栽培中心。日系企業の工場も多数あり |
人種・民族 : | 人口約522,000 人 (2000年)タイ族、華人など |
言語 : | タイ語 |
宗教 : | 仏教徒が大多数 |
食文化 : | 辛い。海辺だけありシーフードなどは新鮮でうまい、シンプルに焼いただけの料理なども多くあるが、やっぱり辛い。 |
その他 : | ラヨーン県の隣には今ではタイの観光地として有名なパタヤビーチがある。パタヤはベトナム戦争時にラヨーン県に米軍の空軍基地があったため、米軍が兵士の保養地として元々は小さな漁村であったパタヤを開発をはじめ、結果として現在のような観光都市が作られていった。つまりラヨーンあってのパタヤだったのある。 |