地球研オープンハウス2012

地球研キッズセミナー

「アルベド」って何だろう?

時 間: 14:00 ~ 14:45
場 所: 講演室(先着70 名)
講 師: 檜山哲哉(地球研准教授)
対 象: 主に小学4~6年生
共 催: 京都市青少年科学センター
申 込: 参加には当日の受付が必要です。ご来所いただいた後、エントランスの受付にてお申込みください。

光の反射を学んで、地球温暖化との関係について理解を深めよう!
(対象外の方はご遠慮いただく場合がございます)
(未来のサイエンティスト養成事業から30 名参加します。)

【内 容】
太陽光を照射した場合、白い物体と黒い物体とで表面や裏面(内部)の温度が異なる可能性があることを映像資料から学びます。その後、白熱球を用いた同様の実験を会場で実施し、白と黒で温度が異なるかどうかを確認します。これらの実験を通して「アルベド」を理解し、地球温暖化との関係を考えます。

【講師プロフィール】
檜山哲哉(地球研准教授)
博士の学位を取ってからシベリアの現地調査をはじめて18年経ちます。森林の中に観測タワーを建て、シベリアのタイガがどのくらい二酸化炭素を吸収・放出しているのか、降ってきた雨や雪のうち、どのくらいの量が大気に戻っているのか、永久凍土はどのくらい融けていて、その融け水はどこにいくのか、などを調査しています。今回のセミナーでお話する「アルベド」は、これら全てに関わるとても大切なものです。