京都の持続可能な未来ワークショップ
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総合地球環境学研究所基幹FS「未来志向型人間圏エネルギーシステムのデザイン」では、下記のとおり、ワークショップを開催いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。
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- 【日 時】
- 2013年11月28日(木)18:00~20:00
- 【場 所】
- 京都大学工学部物理系校舎 北タワー8階807室 (アクセス)
※校内マップはこちらをご参照下さい。
※当日ご連絡がある場合は、京都大学マクレラン宛にお電話をお願い致します。
TEL:090-3820-9899 - 【主 催】
- 基幹FS「未来志向型人間圏エネルギーシステムのデザイン」
(責任者:ベン・マクレラン/京都大学大学院エネルギー科学研究科特定准教授) - 【参 加】
- 無 料
- 【申込方法】
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本ワークショップへの参加を希望される場合は、下記の【お問合わせ】e-mailアドレス宛にお名前とご所属をお書き添えの上、事前申込みをお願いします。
締切:2013年11月26日(火) - 【趣 旨】
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「エネルギーの未来」に関心のある皆様
我々が進めている総合地球環境学研究所(地球研)の予備研究(FS)「未来志向型人間圏エネルギーシステムのデザイン」では、下記の通り、ステイクホルダー(利害関係者)・ワークショップを開催いたします。未来世代のニーズと京都の持続可能性を満たすような「エネルギーシステム」を、研究者と共に考えてみませんか?
ワークショップは、一般参加者のアイデアや意見を取り入れ、研究者と交流する場です。今回は、「エネルギー」と「京都の未来」について、参加者全員の考えを効果的に活用し、それをどのように実践するかを検討します。 - 【プログラム】
- ●私たちの研究について
- 電力や熱などのエネルギーは我々の生活を支える基本要素であり、社会・経済発展の駆動力になっています。本研究計画では、未来可能性のため、技術的に実現可能で環境保全に重きを置いた「人間圏エネルギーシステム」を設計・開発します。また、様々なステイクホルダーと共に、地域におけるエネルギーシステムを創出し、そのシステムへの移行を円滑にするためのキャパシティ・ビルディングを図ります。
- ●なぜこの研究をするのか
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人類はこれまで大量のエネルギーの利用によって発展を遂げてきましたが、それは気候変動、資源枯渇、廃棄物問題といったさまざまな地球環境問題の要因にもなっています。これまでのエネルギーシステムは、需要・供給の両面において技術中心主義によって構築されており、東日本大震災以降、地震・津波などの自然環境変動にも対応できるようなエネルギー利用のあり方が問われています。真に地球環境問題を解決するためのエネルギーシステムへの移行については様々なステイクホルダー(市民、企業関係者、政府・自治体関係者、研究者など)との合意形成が不可欠であり、新しい“エネルギー民主主義”の立案が求められるでしょう。そこで、本FSでは「技術的エネルギーシステム」、「ガバナンス・制度」、「地域コミュニティー・文化」、「自然環境・資源」の領域を統合した「人間圏エネルギーシステム」(図1)を設計し、それをステイクホルダーと共に開発していくことが重要だと認識しています。
- 【お問い合わせ】
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大内千賀子(総合地球環境学研究所 事務担当)
e-mail:
TEL:075-707-2456
ベン・マクレラン(京都大学大学院エネルギー科学研究科特定准教授)
e-mail:
TEL:075-753-9173
18:00~18:15 | ワークショップとプロジェクトの説明 |
18:15~19:00 | みんなで考える京都のエネルギー、環境、社会 |
19:00~19:50 | 京都の未来のエネルギーシステムプラン |
19:50~20:00 | まとめ (Wrap-up) |
当日ワークショップに参加する研究者 | |
マクレラン.ベン | 京都大学大学院エネルギー科学研究科 |
吉澤 剛 | 大阪大学大学院医学系研究科 |
木下 裕介 | 大阪大学環境イノベーションデザインセンター |
半藤 逸樹 | 総合地球環境学研究所 |
シンガー.ジェーン | 京都大学地球環境学堂 |
図1 人間圏エネルギーシステムの4つの領域と未来可能性のためのシナリオ開発 本FSの詳細はこちらより |