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『「百人百景」京都市岡崎』出版記念トーク

下記のとおり、『「百人百景」京都市岡崎』出版記念トークを開催いたします。
みなさまのご参加をお待ちしております。

【テーマ】
路上と日常のリテラシー(仮)
【日   時】
2013年4月25日(木) 19:00~21:00
【場   所】
MEDIA SHOP(京都・河原町三条)
【定   員】
60名
【会   費】
500円(1drink付き)
【主   催】
京都・岡崎「百人百景」実行委員会
【出   演】
中谷礼仁(歴史工学家、早稲田大学教授)
村松 伸(建築史家、総合地球環境学研究所教授)
【進   行】
鞍田 崇(哲学者、総合地球環境学研究所特任准教授)
【お問合せ・申し込み先】
MEDIA SHOP(メディア・ショップ)
e-mail:

【概   要】
2012年3月、地球研・メガ都市プロジェクトが主体となって企画した〈京都・岡崎「百人百景」〉というイベントがありました。参加者100人(実際は136人)が、「写ルンです」(27枚撮り、富士フィルム)を用いて、京都・岡崎の「いま」を撮影しました。彼らが撮影した3000枚以上にのぼる写真は、昨年4月に総合地球環境学研究所(地球研)、5月に岡崎で展覧されました。このたび1年越しにようやくその関連書籍が刊行されたことを受け、出版記念トークを開催するはこびとなりました。
   話し手は、歴史工学家の中谷礼仁さんと、このイベントの実行委員代表の村松伸さん。テーマは「路上と日常のリテラシー」。〈京都・岡崎「百人百景」〉は、路上で出くわす、何げない日常の風景に、いつもと違うスタンスで注目する、そのまなざし(=リテラシー)を研ぎすます試みでもありました。研ぎすましたまなざしを、身近な住環境の洗練、さらには地球環境問題の解決へと接続するにはどうすればよいのか。中谷さんと村松さんの対談を手がかりに、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。
   多くの方のご参加をお待ちしています。

【略   歴】
中谷礼仁 NAKATANI Norihito
歴史工学家。1965年生まれ、早稲田大学理工学術院建築学科教授。2010-2011年日本建築学会発行『建築雑誌』編集委員会委員長。2000年度建築学会奨励賞(論文)。近世大工書研究から始まり、土地形質の継続性と現在への影響の研究(先行形態論)、今和次郎が訪れた民家を再訪し、その変容を記録する活動の主宰をへて、最近では千年続いた村研究(千年村研究)等を行っている。主な著作に、『今和次郎「日本の民家」再訪』(瀝青会名義)、『セヴェラルネス+事物連鎖と都市・建築・人間』、『国学・明治・建築家』など。
村松 伸 MURAMATSU Shin
建築史家。1954年生まれ。総合地球環境学研究所教授。地球研メガ都市プロジェクトのプロジェクトリーダー。京都・岡崎「百人百景」実行委員代表を務める。建築史・都市史、まち環境リテラシー学。国際逆立ち学会会長、国際なかなか遺産推進委員会理事。主な著作に、『上海・都市と建築:一八四二‐一九四九』、『中華中毒:中国的空間の解剖学』、『象を飼う:中古住宅で暮らす法』、『シブヤ遺産』など。
鞍田 崇 KURATA Takash
哲学者。1970年生まれ。総合地球環境学研究所特任准教授。専門は哲学・環境思想。様々なジャンルを手がかりに、これからの暮らしのカタチを哲学的に検討するとともに、数多くのトークセッションを手がける。主な著作に、『〈民藝〉のレッスン』(編著)、『道具の足跡』(共著)、『雰囲気の美学』(共訳)など。

【関連URL】
<京都・岡崎 百人百景>
   http://okazaki100.geo.jp/
<書籍『「百人百景」京都市岡崎』>
   http://www.kyoto-info.com/kyoto/books/kei/hyakkei.html