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山村・酒井プロジェクトシンポジウム
モンゴルの地球環境問題の現状と将来

日    時: 2013年12月21日(土)13:00〜17:10
場    所: 総合地球環境学研究所セミナー室1・2
主    催: 総合地球環境学研究所山村・酒井プロジェクト
テ ー マ: 「モンゴルの地球環境問題の現状と将来:山村・酒井プロジェクトの成果と課題」
主    催: 総合地球環境学研究所山村・酒井プロジェクト
概    要: モンゴルは自然を生かした牧畜である遊牧が現在も広く行われている一方、ソビエト崩壊により1990年以降民主化、市場経済化がなされた。そのため民主化以降この20数年間に大きな社会的変化を生じている。また、自然環境においても、気候変動による地球温暖化と乾燥化の問題が生じている。本プロジェクトは、自然と社会が一体となった生態系ネットワークの崩壊と再生の問題として、モンゴルの生態系ネットワークを解明してきた。その結果、主としてモンゴルの自然と基幹産業である遊牧の関係、市場経済と畜産物価格・家畜数の増減、遊牧と定住のシミュレーション、遊牧における共有地利用の問題、鉱業と農業の遊牧への影響などを明らかにした。その成果は、このたび、京都大学学術出版会から発刊された総合地球環境学研究所の環境人間学と地域シリーズの「モンゴル 草原生態系ネットワークの崩壊と再生」に示されている。本書の発刊を機会に、関係者による成果と課題の確認およびモンゴル研究者の理解を得るために本シンポジウムを行う。
聴    講: 当日会場に直接お越し下さい。
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【プログラム】
13:00-13:25 山村則男:山村・酒井プロジェクトの成果
13:25-13:50 幸田良介:モンゴル草原の生態系ネットワークと動植物
13:50-14:15

西前 出:モンゴルの家畜の増減と畜産物価格

14:15-14:40 草野栄一:統計データから見るモンゴルの牧畜業
14:40-15:00 休憩
15:00-15:25 上村 明:モンゴルの遊牧とコモンズ論
15:25-15:50 加藤聡史:遊牧と定住
15:50-16:15 鈴木由起夫:モンゴルの鉱物資源開発と土地・水資源
16:15-16:40 藤田 昇:モンゴル班の成果と課題
16:40-17:10 総合討論 (コメント:石井励一郎)
【問合せ】
藤田昇

 

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