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2012年度地球研IS研究会
「生きるものの視点から新時代の生き方作法を探る」

2012年度地球研IS研究会「生きるものの視点から新時代の生き方作法を探る」を下記の通り開催致します。皆さまの奮ってのご参加を、お待ちしております。

 

【日   時】
2013年1月30日(水)10:00~17:45

【会   場】
総合地球環境学研究所 講演室 (矢印アクセス
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457番地4
   TEL:075-707-2100(代表)

【主   催】
総合地球環境学研究所インキュベーション研究(IS)
「グローバリゼーションを終わらせる「新時代の生き方作法」
リテラシーの構築―新京都(みやこ)モデルの提案―」プロジェクト主催

【開催の趣旨】
21世紀、人類の生存を巡って様々な課題が突きつけられ、その克服のため多くのすぐれた研究がなされ、提言もなされています。これらが社会によりよく受け入れられて実践されてゆくにはどうしたらよいのかを考えるため、私たちは「総合地球環境学研究所インキュベーション研究(IS)」の一つとして、「グローバリゼーションを終わらせる「新時代の生き方作法」リテラシーの構築―新京都(みやこ)モデルの提案―」というプロジェクトを行っています。
   研究成果や提言をどのようにヒトや地域に根付かせるのか、あえて等身大の発想から積み重ねて可能性を探ろうと、「グローバリゼーションを終わらせる」、あるいは「新京都(みやこ)モデル」という言葉を選び、過去3回にわたって研究会を開催してきました。
   今回は、このテーマについて総合的に考えるために1日をかけたセミナーを企画しました。今回の視座は、「生きるものにとっての生き方作法」の探求です。どのような生き方も、肉体の維持、そこから派生する様々な欲求を無視しては、絵空事に終わります。そこで、まず、「生きるもの」としての肉体、煩悩、解脱まで独自の視座で描かれている映画監督の瀬々敬久氏に「生きるものとは」というテーマでの基調講演をお願いいたします。ひきつづき、染谷臣道氏には、文明のあり方を巡り、氏の環流文明観を語っていただきます。
   午後には、生きるものにとって絶対必要な食料について、漁業と農業の観点からそれぞれ、梁振林、佐藤洋一郎氏に語っていただきます。その後休息を挟んで、生き方作法を身につけるための学び・教育、また互いの考えを伝え合う作法について、さらにはそれを広めるための実践について福のり子、常見俊直、川上紳一氏に語っていただきます。

【プロジェクトメンバー】
原田憲一
小倉紀蔵
大野照文

【プログラム】   ※一部変更になる可能性があります
10:00-10:10 趣旨説明
   大野照文(京都大学総合博物館 教授・館長)
10:10-11:10 基調講演「生きるものとは」
   瀬々敬久(映画監督)
11:10-12:10 講演「収奪文明から還流文明へ
       – グローバリゼーションを終わらせるために – 」
   染谷臣道(麗澤大学比較文明文化研究センター客員教授・
   静岡大学名誉教授)
12:10-13:10 休憩
13:10-13:55 講演「漁業資源は管理できるか?」
   梁振林(山東大学・海洋学院・院長
               京都大学総合博物館客員教授)
13:55-14:40 講演「食料をどうするか?」
   佐藤洋一郎(総合地球環境学研究所 教授・副所長)
14:40-15:00 休憩
15:00-15:45 講演「みんなでみる・みんなとはなす」
   福のり子(京都造形芸術大学 教授)
15:45-16:30 講演「科学を伝えるとは」
   常見俊直(京都大学大学院理学研究科社会交流室 講師)
16:30-17:15 講演「学びを広める種をまく」
   川上紳一(岐阜大学教育学部 教授)
17:15-17:45 総合討論

【聴   講】
無料 (どなたでも聴講できます)

【定   員】
100名(申し込み順)

【申し込み・お問い合わせ】
e-mail、FAXにて受付(ご氏名並びにご連絡先をご記入下さい)以下にお送りください。
e-mail:
FAX:075-753-3277
〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
TEL:075-753-2721
(上記の電話番号が通話中の場合は、075-753-3272までお願い致します)