地球研シベリアプロジェクト研究会
『温暖化によるシベリアの植生変化:トナカイ牧民の環境認識からの考察』
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総合地球環境学研究所「温暖化するシベリアの自然と人—水環境をはじめとする陸域生態系変化への社会の適応」プロジェクトでは、下記の要領で、研究会を開催致します。皆さまのご参加をお待ちしております。
日 時: | 2013年8月9日(金) 13:00~17:30 |
場 所: | 名古屋大学 環境総合館7階 716号室(セミナー室) ( ![]() |
- 【趣 旨】
- 温暖化はシベリアの植生と水環境に影響を及ぼす。本研究会では、トナカイの成育に阻害となる春季の氷板形成を念頭に置きながら、家畜トナカイのキャンプ地周辺や野生トナカイの移動ルート沿いの微地形に着目し、資源動物としての家畜トナカイと牧民がしなやかに適応できている理由を探る。また、野生トナカイの動物行動学的な適応に関わる研究を進め、北米と北欧との比較からシベリアの野生トナカイの特徴を抽出する。
- 【発 表】(各自20分報告+20分質疑)
●立澤史郎(北海道大学)
東シベリアにおける野生トナカイの土地利用と気候変動の影響
●山口 靖(名古屋大学)・陳 学泓(北京師範大学)
SPOT衛星データによるツンドラ域の植生変化の解析
●山本一清(名古屋大学)
トナカイ放牧地における植生解析(続編)
< 休 憩 >
●吉田 睦(千葉大学)
トナカイ牧畜地域における環境(植生)変化について
— 衛星解析画像を中心に —
●中田 篤(北海道立北方民族博物館)
オイミャコン郡におけるトナカイ牧畜民の環境認識について
●檜山哲哉(総合地球環境学研究所)
コメント
< 総合討論 >
- 【お問い合せ】
- 檜山 哲哉
(総合地球環境学研究所准教授)
総合地球環境学研究所
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FAX:075-707-2508