国際植物考古学シンポジウム 「稲作の起源とその伝播―植物考古学と遺伝学の視点から」
地球研・文明環境史プログラム プロジェクト「農業が環境を破壊するとき―ユーラシア農耕史と環境」(里プロジェクト)
中国における稲作の起源とその東南アジア・東アジアへの伝播の様相については、昨今植物考古学、考古遺伝学の双方から新しい資料が続出し、従来の見方への再考をうながしている。しかしこれまでこの二分野の間には十分な意見交換がなく、統合的な議論が行われていない。
本シンポジウムでは、植物考古学、遺伝学の分野における初期稲作の研究者、8カ国、11名を招き、最新研究成果の報告、およびディスカッションを行う。そこでは、植物考古学と遺伝学の融合にとくに重点を置き 、双方の分野の研究者の意見交換を通して、稲作の起源に関する新しい研究の可能性を追求する。
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