ワークショップ: マラリア、熱帯性持続感染症対策における
social marketingの導入と展開
みなさま
総合地球環境学研究所 「熱帯アジアの環境変化と感染症」プロジェクトでは下記のワークショップを開催します。
ぜひご参加ください。
タイトル |
マラリア、熱帯性持続感染症対策における
social marketingの導入と展開
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日 時 |
2008年7月6日(日) 9:00-15:00 |
場 所 |
総合地球環境学研究所 セミナー室 1 アクセスはこちら
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【趣 旨】
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研究集会の趣旨:生活習慣病の予防と同様、熱帯性持続感染症対策も日常生活に取り
込んでこそ意味があります。そのためには、保健教育活動や調査研究を行う人々と住
民の意識・行動が考慮されなければなりません。social marketingは、「商業マーケ
ティングのテクニックを応用して、social goodを社会全体に普及させること」だと
されますが、住民に対する持続感染症対策でそれが有効に活用できていません。本
ワークショップでは主にマラリアに焦点をあてて、social marketingの現在の課題
と、今後の展開、調査研究・保健活動の維持発展について、事例を持ち寄って議論を
深めます。
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【プログラム】
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9:00 開会と研究集会の趣旨説明
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門司和彦(地球研)・中澤秀介(長崎大学・熱帯
医学研究所)
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9:15 中澤秀介(長崎大学・熱帯医学研究所)
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ベトナムマラリア調査―常識の外にある現実―
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9:45 山形洋一(JICA専門家)
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医療行政―対策が実施される地理的スケールと対策技術―(仮題)
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10:15 前野芳正(藤田保健衛生大学)
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乾燥血液標本からmRNAの解析、そして分子疫学的調査への応用
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11:00 三井義則(長崎大学・熱帯医学研究所)
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衛生環境改善プロジェクト(2004年〜2006年)
−中央ケニアの小学校でのト
イレ建設−
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11:30 本田 徹(SHARE代表)
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保健ボランティアが引き出す住民の病気予防と生活改善への意欲
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12:00 昼食(弁当を用意)
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13:00 野中大輔(東京大学)
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ラオス国ヘルスシステム強化に関する研究(仮題)
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13:30 門司和彦(地球研)
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熱帯モンスーンアジアの生活とマラリア
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14:00 討論 (15:00解散予定)
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参加は自由ですが、休日なので、地球研に入るために手続が必要です。
発表者と地球研メンバーを除く参加者は (松田賀永子)まで、一報ください。
皆様、宜しくお願い申し上げます。
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