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第6回地球研市民セミナーが開催されました。

  2005年6月3日、第6回地球研市民セミナーが開催され、渡辺紹裕教授(農業土木学)の研究グループが最新の成果を報告しました。

  渡辺教授のグループは、地球温暖化の影響が大きいとされるトルコの乾燥地帯で、過去の気象条件と農業生産の関係を調査し、 将来の気候変動による農業システムへの影響を描き出す試みを続けています。

  セミナーでは、グループの梅津千恵子(地球研・助教授)による、「温暖化したら食生活はどう変わるか?」と題した講演の後、 「トルコの農業と食生活」をテーマとした、トルコプロジェクト研究員のウフク・グルテキン氏 による講演が、日本トルコ文化協会のエムレ・サラオール氏の日本語通訳で、紹介されました。

 次に、「日本の米作、トルコの麦作と地球温暖化」をテーマに、石川県立大学生物資源 環境学部の中川博視氏の講演が行われ、最後に、乾燥地域の水管理問題に詳しい渡辺紹裕 (地球研・教授)が、「地球研・乾燥地農業プロジェクト〜何が分かるか?何に役立つか?」 と題し、湿度の高い日本と乾燥地のトルコで起こる温暖化の相違点と共通点を解説しました。

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