第9回 地球研フォーラム
「私たちの暮らしのなかの生物多様性」

地球研の理念や研究成果に基づいて具体的な問題提起を行うことを目的に年1回 開催している「地球研フォーラム」は、今年で9回目を迎え、来る7月10日(土)に国立京都国際会館において開催いたします。

【背景とねらい】
今年度は生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が名古屋市で開催されます。この条約は、生物多様性の保全・利用・利益分配に関する事柄を国際的に取り決めたもので生態系・生物多様性の危機に国際的に対処しようとしています。総合地球環境学研究所は、人間と自然の相互作用の研究をすすめるなかで、この条約にも大きく関連した内容を扱ってきました。このCOP10の機会に、人々の暮らしと生物多様性にはどのような関係があるか、生物多様性の危機を救うためにどのような取り組みがなされているのか、私たちは何ができるのかを一般の方々に紹介したいと思います。
※詳細(チラシ)のダウンロードはこちらです(1.6MB )。

【日    時】
平成22年7月10日(土) 13:30−17:00(13:00開場)
【会    場】
国立京都国際会館  Room D  (アクセス  交通のご案内、  周辺ガイド
〒606-0001京都市左京区岩倉大鷺町422番地
【主    催】
総合地球環境学研究所
【プログラム】
講演: 香坂 玲(名古屋市立大学 准教授)
   「生物多様性条約とはなにか」
岡安直比 (WWF Japan 自然保護室長)
   「携帯電話とゴリラ ―身近で見えない意外な繋がり―」
佐藤洋一郎 (総合地球環境学研究所 副所長・教授)
   「食卓の上の多様性 ―おコメ、和牛、そして桜―」
湯本貴和 (総合地球環境学研究所 教授)
   「持続的利用と収奪的利用を分つもの」
大沼あゆみ (慶応義塾大学 教授)
   「衡平な利益分配を促す市場のメカニズム」
パネルディスカッション
香坂 玲、岡安直比、佐藤洋一郎、湯本貴和、大沼あゆみ
司会:山村則男(総合地球環境学研究所 教授)、阿部健一(総合地球環境学研究所 教授)
【聴    講】    無  料
※フォーラム会場は、地球温暖化防止対策への取り組みのひとつとして、
室温を高めに設定します。みなさまも軽装でお越しください。
【申込み方法】
はがき、FAX、E-mailにて、●郵便番号●住所●氏名●電話番号●参加人数を明記の上、下記「地球研フォーラム事務局」までお申し込みください。お寄せいただいた個人情報は、地球研が開催する催しの案内に利用させていただきます。
【応募締切日】
6月28日(月)。定員 (250名)に達した場合には、応募を締め切る場合があります。
【申し込み・お問い合わせ先】
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457−4
総合地球環境学研究所研究協力課 地球研フォーラム事務局
TEL:075-707-2492   FAX:075-707-2510
E-mail: