HOME > トピックス〈一般〉一覧:2013年 > 6月29日(開催報告)

Twitterによるみなさまの質問・コメントへの回答
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文系・理系(の二元論)で考えず、一人一人が得意なところから他の人と協力し合えるような社会を目指したいですね。そのような教育が重要と思います。
文系と理系の両方を知識を使わないと環境の問題は議論できないんですよ、ということを体感できるような教育のメニューを提供することもまた、地球研が取り組むべきことなのではないかと考えています。個人的な見解ではあります。
大学教育とそこにいたる「大学入試のための」教育の問題と大きく関わってくるので、難しいですね。個人の見解としては、「考える力」を義務教育から養えるような教育が理想です。私自身、じっくり考えるのはとても苦手なので。

 
人類絶滅などはGlobalCatastrophic Riskなどの分野で議論されています。地球研では、http://gcrinstitute.org/と共同研究をしつつ、研究成果が有効になるように動いていきます。

 
自然の再生力には驚くべきものがあります。人が乱した環境でも、ある程度なら、「何もしなくても」動植物は増えます。問題は、元に戻らないまで環境を破壊した時でしょうね。「人工的」環境が必要になりますが、そうならないようにすべきでしょう。
 
日本列島は、気候区分も多様でそこに適応した生物がいます。生物多様性(遺伝子、種、生態系、相互作用)は南西諸島のような海域に偏るので実感しにくい。動植物集めるなら人工漁礁のような手段もありますが、まだまだ研究が必要だと思います。

学者(研究者)によって見解が分かれるところです。今後、新興国や発展途上国からの二酸化炭素排出量の増加が見込まれるため、これらの国も含む形で排出量削減策が必要です。この秋のCOP19に期待しています。

 

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