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Twitterによるみなさまの質問・コメントへの回答
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ありがとうございます。いいところでしょう。また行ってみてください。

   
興味を持っていただき、ありがとうございます。

 
ありがとうございます!

   
かわいいですか?歌舞伎役者のように凛々しく見えませんか?

   
コウノトリは人と自然の関係が変化したことによって絶滅したと考えられるため、当初から人との共生を視野に入れ、多くの人が主体となった取り組みがすすめられました。

   
1971年に日本国内では野生個体がいなくなり絶滅しました。その後も若干数ですが大陸から飛来していました。ロシアには3000羽ぐらい生息していると考えられます。

   
ご指摘ありがとうございます。国内で水銀系の農薬が大量に導入されたのは1950年代のため、このデータを示しました。

   
江戸時代には各地に生息していた記録がありますが生息数は分かりません。1930年代の生息調査では60~100羽程度生息が記録されており、このころが但馬地方の最盛期です。2013年現在、約70羽生息しており、最盛期に近い生息数になっています。

   
目立つ生き物ということはあるでしょう。それに加え、人による思い入れが深いこと、保護が行われてきたこと、コウノトリが人と自然の関係を象徴的に表していること等が理由として考えられます。

   
確かにコウノトリは大きく取り上げられていますね。野生復帰というストーリー化がうまくいっているためだと思います。もちろん、他の絶滅が危惧されている鳥が注目されることを望んでいます。

   
日本で絶滅を回避できなかったことは重く受け止めるべきだと思います。遺伝的には大陸のコウノトリと違いはなく、種としては同じと考えられます。

   
例えば募金をすることや環境創造型農法で作られた農産物を購入すること、湿地活動にボランティアとして参加すること等、色々あると思います。

   
豊岡の環境創造型農業は合鴨農法から始まりました。農薬を減らす農法ではありますが、外的から守るため網を張る必要があるなどコウノトリの生息環境という点では難しい面もあります。

   
コウノトリの個体数が豊岡周辺だけで急激に増えたら環境への負荷が大きくなることも予想されます。豊岡だけではなく生息地が分散することが望まれます。現在、各地でコウノトリが生息できる環境づくりが進められつつあります。

   
コウノトリだけを守っていくというわけではなく、コウノトリを軸に生態系全体を再生していくことが重要だと考えています。

   
直接的なデメリットは見えにくいかもしれません。コウノトリを復活させることにより人と自然の関係の多様化につながり、長期的にメリットが生じると思います。

   
田んぼの生き物はまだまだ回復していないのかもしれません。ただ、コウノトリ育む農法によって、生き物へのまなざしが変わってきたのだと思います。

   
絶滅したら復活させることは困難です。絶滅前に守ることが大前提です。

   
大事にされていますが、コウノトリの取り組みは日本全国には広がっていません。

   
コウノトリの野生復帰の経験から言えることは、環境問題を解決しようと思えば、学問分野の縦割りは関係ないということです。環境は学問分野によって分割されているわけではないからです。「言うは易し行うは難し」ですが。

 
生物多様性に富む環境のほうが、その生態系のレジリアンス(環境変化に対して適応・転換する力)が高いという研究が提示されています。生物多様性が必要なのは、生態系の機能を維持するため・・・という解釈ができますね。
   
生物多様性が維持されることにより、生態系が相対的に安定するとともに、人間社会が生態系からの様々なサービスを得る機会が拡大することが考えられます。

   
品種を改良していくのは、一つの方法だと思います。

   
コウノトリ中心のように聞こえてしまったかもしれませんが、何かから始めないと進まないように思います。それぞれの地域で気づいたことから始めたらいいのではないでしょうか。

   
コウノトリ中心のように聞こえてしまったかもしれませんが、コウノトリを軸にして生態系を再生することが取り組みの主眼です。

   
国内で守れなかったことは重く受け止めるべき問題です。遺伝的には同じ種であり、生物に国境はないので、コウノトリから国際交流をすすめることもできると思います。

   
個体数が増えたことによる影響は、これから調査していかなければならない問題です。

   
高校生など若い人の意見を反映できる仕組みづくりが大事なんだと思います。高校生は忌憚のない意見を主張されていました。こうした取り組みがいろいろな地域に広がってほしいです。

   
ありがとうございます。これからも分かりやすく話せるよう努力します。

 

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