第12回 地球研地域連携セミナー
「分かちあう豊かさ:地域のなかのコモンズ」
- 「地球研地域連携セミナー」では、地球研スタッフが日本各地に出向き、地元の研究者や市民とともに地域固有の自然と文化の問題について考えていきます。第12回となる今回は、山梨県富士吉田市にて下記のとおり開催いたします。
- ※詳細(チラシ)はこちら( PDF)です。
- 【日 時】
- 2012年10月13日(土)13:30~17:00(13:00開場)
- 【会 場】
- 富士吉田市民会館 小ホール(山梨県富士吉田市)( アクセス)
- 【主 催】
- 総合地球環境学研究所、公立大学法人都留文科大学
- 【後 援】
- 富士吉田市、富士吉田市教育委員会、富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合、山梨日日新聞社、山梨放送
- 【テーマ】
- 「分かちあう豊かさ:地域のなかのコモンズ」
- 【概 要】
- 現代社会の底流で、大きな変化が起こっている。豊かさを競い合うよりも、大切なものを分かち合おうとする考えが急速に広がっていることだ。この考えは、今日「コモンズ」と呼ばれている。かつて「共有地」と訳されていたが、より豊かな意味を、今では賦与されるようになった。
- コモンズという考えは、地域おこしの現場でも重要である。地域おこしは、単に「資源」を探し求めることではなく、地域にとって大切なものは何か、皆で考えることである。大切なものは何か考えることで、資源と思っていなかったものが資源となることがある。それは、これまでの資源と違い、使えば使うほど豊かになる資源である。
- 来年6月に国際コモンズ学会・北富士大会が開催される。この機会に、地域にとって大切なものは何なのか、それをどのように分かち合うことができるのか、あらためて考えてみたい。
- 【趣旨説明】
- 阿部健一(総合地球環境学研究所教授)
- 【講 演】
- 「富士山の世界文化遺産登録への課題と可能性」渡辺豊博(都留文科大学教授)
「富士講の記憶を新たなまちづくりと観光の力に」中島直人(慶應義塾大学環境情報学部専任講師)
「コモンズを支える科学」佐藤 哲(総合地球環境学研究所教授) - 【パネルディスカッション】
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パネリスト: 渡辺豊博、中島直人、佐藤 哲 司 会: 阿部健一 - 【聴 講】
- 無料(どなたでも聴講できます)
- 【定 員】
- 200名(申し込み順)
- 【お申込み方法】
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セミナーに参加ご希望の方は(1)郵便番号、(2)住所、(3)氏名(ふりがな)、(4)電話番号、(5)FAX番号またはe-mailアドレスをご記入のうえ、郵便はがき、FAXまたはe-mailで下記までお申込みください。FAX、e-mail、もしくは郵便はがきにて受講票をお送りいたします。
2012年10月10日(水)
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457-4
総合地球環境学研究所 総務課企画室
e-mail:
FAX:075-707-2106
※この申込みを通じて得た個人情報は、連絡業務のみに使用させていただきます。
ホームページ:こちら(http://www.chikyu.ac.jp)