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伊豆の、花と海。―伊東から考える地球環境―

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地球研地域セミナー in 伊東 が開催されました。

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 9月15日(土)伊東市観光会館(静岡県伊東市)にて、第3回の地域セミナーとして地球研・伊東セミナー「伊豆の、花と海−伊東から考える地球環境」(主催:地球研、後援:静岡県、伊東市、伊東観光協会、(財)日本さくらの会、静岡新聞社・静岡放送、伊豆新聞本社)が開催され、約400名の方にご参加いただきました。
 まず(財)日本さくらの会副会長で桜守の佐野藤右衛門さんに「伊豆のさくら」と題して、サクラをテーマにして日本の自然やわたしたちの生活について特別講演をしていただき、次に川勝平太・静岡文化芸術大学長、西垣克・静岡県立大学長、佐藤洋一郎・地球研教授、湯本貴和・地球研教授をパネリスト、秋道智彌・地球研副所長をコーディネータとしてパネル討論を行いました。パネル討論では、伊豆の自然や文化、黒潮との関わりについて意見を交わしました。
 川勝学長は「海の恵みで豊かになった伊豆の森をいかに『文化の森』に育て上げられるかが重要。遠州、駿河が工業化したあと、静岡県の未来は伊豆にこそある」と力説されました。また西垣学長は「伊東市は自然なかたちで花をPRしていくことが大切。美術館・博物館が多く文化的価値を活かしてほしい」と話されました。

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パネルディスカッション 「伊豆の、花と海。」
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立本成文 総合地球環境学研究所長
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佐野藤右衛門さん (財)日本さくらの会副会長・桜守
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