総合地球環境学研究所 プロジェクト5-3

日本列島における人間−自然相互関係の歴史的・文化的検討

プロジェクトリーダー:湯本貴和(総合地球環境学研究所・教授)

last update: 2008.7.1

公開シンポジウム「阿蘇・くじゅうの草原の歴史と未来をさぐる」

日時: 2008年9月13日(土)13:00〜17:00
司会: 湯本貴和
会場: 国立阿蘇青少年交流の家
主催: 総合地球環境学研究所(列島プロジェクト)・別府大学
趣旨: 地球研プロジェクト『日本列島における人間−自然相互関係の歴史的・文化的検討』では、最終氷期以降、日本列島の自然が、人間活動の影響でいかに変遷してきたか、また、自然や個々の生物に関する人間の認識・知識・技術はいかなるものであったかを歴史的過程として復元すべく研究をおこなっている。今回の集会では、「日本列島における人間―自然相互関係」の一形態として「火と草原」を取り上げ、その歴史を明らかにするとともに、日本列島の生物多様性に与えた影響を評価する。とくに、当プロジェクト九州班の研究成果「阿蘇・くじゅう地域における火と水の利用の歴史」を、地元の方々に公開し、阿蘇・くじゅう地域の草原の今後を考える機会としたい。

プログラム:
□ 基調講演  大山喬平(京都大学名誉教授)「中世阿蘇の神々と村々」
□ 長谷義隆(御所浦白亜紀資料館)+宮縁育夫(森林総合研究所)「地史 ・植生史の視点から」(仮題)
□ 橘 昌信(別府大学)+下村 智(別府大学)「考古学の視点から」(仮題)
□ 飯沼賢司(別府大学)+春田直紀(熊本大学)「文献史学の視点から」(仮題)
□ 瀬井純雄(熊本県庁)+高橋佳孝(近畿中国四国農業研究センター) 「草原の維持・再生の視点から」(仮題)

詳細は順次更新してゆきます


管理情報: URL: http://www.chikyu.ac.jp/retto/osirase/sougensympo.htm
お問い合わせ、ご質問、ご意見等はretto_webmaster<"at">chikyu.ac.jpまでご連絡ください。