忠類ナウマン象記念館 開館20周年記念・ナウマンゾウ発見40周年プレ記念特別展

総合地球環境学研究所プロジェクト「日本列島における人間-自然相互関係の歴史的・文化的検討」共催

「忠類にはナウマンゾウとマンモスゾウがいた!」

開 催 要 項

 

【趣  旨】近年、北海道東部湧別町からナウマンゾウの臼歯化石が発見され

     たことを皮切りに、北海道から産出しているゾウ化石に関しての最新の研究成果が蓄積されてきている。また,昨年、総合地球環境学研究所らが行った共同調査研究によって忠類ナウマンゾウや地質に関する新事実が明らかとなり、さらにはマンモスゾウの歯も混入していたことが判明した。本特別展では、約40年ぶりに里帰りする忠類産ナウマンゾウの実物化石(全体の約1/3)等を通してそれらについて紹介する。

【会  場】忠類ナウマン象記念館

      (中川郡幕別町忠類白銀町383-1 01558-8-2826)

【会  期】7月4日(金)〜10月5日(日) 9:00 〜 17:00

【休 館 日】毎週火曜日(祝日の場合は翌日)

【主  催】幕別町教育委員会

【共  催】総合地球環境学研究所プロジェクト「日本列島における人間-自然

      相互関係の歴史的・文化的検討(リーダー:湯本貴和);サハリン・

      沿海州班(リーダー:佐藤宏之)」

【協  力】北海道開拓記念館、東京大学、滋賀県立琵琶湖博物館、北海道立

      地質研究所、火山灰考古学研究所、奈良教育大学、北方圏古環境

      研究室、札幌市埋蔵文化財センター

【後  援】十勝毎日新聞社、北海道新聞社

【料  金】一般300円、小・中学生200円(通常の入館料と同様)

【主な展示物】忠類産マンモスゾウ臼歯(実物)、忠類産ナウマンゾウ臼歯、同左上腕骨、同左尺骨、同左撓骨、同左同大腿骨、同左脛骨、同左腓骨、同肋骨(全て実物)、昨年実施したナウマンゾウ発見地点の地質調査や忠類ナウマン象および北海道産ゾウ化石に関する最新の研究成果パネル

 

関連イベント(無料)

@講演会

【日  時】8月10日(日)午後1時〜2時30分 

【会  場】ふれあいセンター福寿 多目的ホール

中川郡幕別町忠類白銀町383-1(ナウマン温泉アルコ236隣)

 01558-8-2910

【講  師】高橋 啓一(滋賀県立琵琶湖博物館)

       「忠類のナウマンゾウ化石と北海道の巨象たち」

      湯本 貴和(総合地球環境学研究所)

「巨大哺乳類と人間:ゾウのいた自然とは?」

      

A忠類ナウマンゾウ化石発見場所の地層見学会

【場  所】忠類ナウマンゾウ発見地点

【日  時】8月10日(日)午後3時〜

      ※上記@の講演会終了後、講演会場-現地間の送迎バスが出ます。【内  容】化石発見場所の地層や調査の様子を専門職員が解説

 

関連野外調査

【場  所】忠類ナウマンゾウ発見地点

【内  容】重機を用いたトレンチ調査

      昨年のトレンチの南側(道路側)にトレンチを掘る。規模は2×3m

      程度(深さは昨年と同規模)

【日  程】8月8日(金)夜までに,各調査員現地(ホテル)入り

        9日(土)早朝からトレンチ掘削開始、堆積構造確認、サンプリング、剥ぎ取り作成他実施  ※雨天決行             

           10日(日)予備日 

                 午後3時から町民へ公開。終了後埋め戻し

【メンバー】添田、里口、早田、廣瀬、高橋、出穂

【連 絡 先】@幕別町教育委員会 守屋主査

       Tel:01558-8-2201  e-mail:a.moriya@town.makubetsu.lg.jp

      Aナウマン温泉アルコ236(メンバー滞在先) 

       Tel:01558-8-3111    http://www.arco236.co.jp/fset.html

【協  力】加藤建設株式会社 Tel:01558-8-2011(担当:加藤専務)