軽元素安定同位体比質量分析装置(EA-IRMS)(平成27年4月1日現在)

▊ 概要

これらの装置は、環境試料に含まれている生元素(酸素、窒素、炭素、水素、硫黄)の同位体比を測定するための装置です。食性解析、富栄養化問題、土壌や海洋汚染などの研究に利用されています。

▊ 機種

軽元素安定同位体比測定用質量分析装置(CN-IRMS)

軽元素安定同位体比測定用質量分析装置
(CN-IRMS)

  • 機種
    • 燃焼型元素分析装置 Flash EA 1112
    • オープン・スプリット・インターフェース ConFlo III
    • 連続フロー安定同位体比質量分析装置 Delta V Advantage
  • 用途
    • 海洋堆積物
    • 植物の葉
    • 昆虫
    • 土壌
    • 毛髪
    • コラーゲン

有機物H・O同位体比測定装置

軽元素安定同位体比測定用質量分析装置
(有機物OH-IRMS)

  • 機種
    • 熱分解型元素分析装置 TC/EA
    • オープン・スプリット・インターフェース ConFlo III
    • 連続フロー安定同位体比質量分析装置 Delta plus XP
  • 用途
    • リン酸銀(校正用試料)
    • 植物の葉
    • 樹木の年輪
    • 土壌

水試料H・O同位体比測定装置

軽元素安定同位体比測定用質量分析装置
(水試料OH-IRMS)

  • 機種
    • 平衡装置(中野電子工業株式会社製)※ 以下、"EQ"と呼称
    • 元素分析装置 H-device
    • デュアルインレット型安定同位体比質量分析装置 Delta V Advantage
  • 用途
    • 淡水(河川水、湖沼水、湧水、降水 等)
    • 海水

炭酸塩試料C・O / 水試料O・H同位体比測定装置

軽元素安定同位体比測定用質量分析装置
(炭酸塩-IRMS)

  • 機種
    • 試料前処理・導入装置 GasBench II
    • ガスクロマトグラフ装置 Trace GC Ultra - GC Isolink
    • オープン・スプリット・インターフェース ConFlo IV
    • 連続フロー安定同位体比質量分析装置 Delta V Plus
  • 用途
    • 炭酸塩を含む試料(サンゴ、貝殻、歯、骨など)
    • 淡水および海水
    • 海水


S同位体比測定装置

軽元素安定同位体比測定用質量分析装置
(S-IRMS)

  • 機種
    • ハイブリッド型元素分析装置 Flash HT (Flash 2000)
    • オープン・スプリット・インターフェース ConFlo IV
    • 連続フロー安定同位体比質量分析装置 Delta V plus
  • 用途
    • BaSO4(無機溶存態試料は、BaSO4として沈殿させて測定)
    • 有機物試料(植物、動物、土壌など:濃度の薄いものは、あらかじめBaSO4へ変換が必要)


▊ 構造・原理

連続フロー型の測定装置では、TC/EA元素分析装置などの試料前処理装置がオープン・スプリット・インターフェースを介して、質量分析装置に接続されています。元素分析装置では、試料の燃焼分解と、発生したガスのガスクロマトグラフィーによる分析・分離が行われます。その後、試料ガスはオープン・スプリット・インターフェースを介して質量分析装置に導入され、安定同位体比の測定が行われます。
デュアル・インレット型の測定装置では、前処理装置から送られてきた試料ガスと標準ガスを交互に質量分析装置に導入して測定します。
(注意)本装置では天然試料の測定を原則としています。安定同位体でラベル化した試料を測定する場合には、理由書の提出が必要です。


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