東南アジアの沿岸域を対象に、生態系サービスを如何に評価し、地域の特異性を加味しながら住民参加型の管理方策を実施するかという課題に対して、「エリア ケイパビリティー」という新しい概念を創出し利用することで、生態系の持続的利用と住民生活の向上を一元的に取り扱う道筋を示すことを目指しています。

■ JR京都駅から
 地下鉄烏丸線「国際会館」下車
 京都バス40系統(京都産業大学前ゆき)
 または、50系統(市原ゆき) 「地球研前」下車
■ 京阪出町柳駅から
 叡山電鉄鞍馬線「二軒茶屋」下車徒歩5分

大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
総合地球環境学研究所 研究室6
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457番地4
Mail: yuuki.okamoto@chikyu.ac.jp (岡本まで)
Tel.: 075-707-2318

世界的にも生物多様性が高い東南アジア沿岸域では、多種多様な生態系サービスが人々の暮らしを支えています。この地域では、伝統的な社会に暮らす人々がいる一方で、経済活動のグローバリゼーションに強く影響されながら、生活する人も多くいます。本研究の目的は、生物多様性を保持しながら地域住民の生活の向上を図るために、学術と社会の協働作業の中から、生物資源を持続的に利用していく上での具体的な問題解決策を検討し、環境と人間の適切な関係性および新しい資源管理方針を掲示することにあります。

調査対象地域
タイ:ラヨン、スラーターニー(バンドン湾)
フィリピン:イロイロ、アクラン、ギマラス(バタン湾)
ベトナム:フエ(タムジャンラグーン)
日本:石垣島、三河湾

日本語

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