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パタゴニアの氷河

湖にカービング(末端崩壊)するペリート・モレノ氷河(アルゼンチン)。(写真と文:成瀬廉二)
1時間に数回カービングが起こり、時には津波が発生する(ペリート・モレノ氷河)。(写真と文:成瀬廉二)
ウプサラ氷河下流域(アルゼンチン)。氷河は右から左へ流れる。中央の山はセロ・コノ(2440m)。(写真と文:成瀬廉二)
アルヘンチノ湖の西奥入り江にカービングするウプサラ氷河。(写真と文:成瀬廉二)
グレイ氷河の末端(チリ、パイネ地域)。(写真と文:成瀬廉二)
北パタゴニア氷原の西、フィヨルド入り江(塩水)にカービングするサン・ラファエル氷河(チリ)。(写真と文:成瀬廉二)
北パタゴニア氷原の東へ流出するソレール氷河(チリ)。中央の山は、セロ・ヒャーデス(3078m)。(写真と文:成瀬廉二)
パタゴニア地方の北端(41.2S)、アルゼンチン・チリ国境のトゥロナドール山(3478m)。(写真と文:成瀬廉二)
パタゴニアの草原の彼方にパイネの角が見えた時、ようやくパタゴニアに来たことを実感した。基部に白い花崗岩、頂部に黒い堆積岩を載せる奇怪な岩峰は、まさに氷河が生み出した地上の傑作である。これら岩峰の背後には地球上で最大の山岳氷河、南パタゴニア氷原が広がる。(写真と文:白岩孝行)
南パタゴニア氷原の盟主、パイネ・グランデ(3248m)。全容を仰げる日は少ない。山頂には氷冠が輝き、掘ってみたい誘惑にかられる。(写真と文:白岩孝行)
南パタゴニア氷原から流下するティンダル氷河の消耗域。面積331平方km、長さ32kmの巨大な氷河は、消耗域の氷河の幅でも8kmある。観測で横断するだけでも半日かかる。(写真と文:白岩孝行)
ティンダル氷河の消耗域は、たいへんのっぺりとしており、歩きやすい。まったく岩屑をのせず、どこまでも青い氷が続く。(写真と文:白岩孝行)
南パタゴニア氷原ティンダル氷河の平衡線(ELA)付近。クレバスが無数にあり、歩いて渡るのは簡単ではない。(写真と文:白岩孝行)
ティンダル氷河の涵養域、標高1760mに設けた掘削キャンプの風景。左側(西側)はパンパへ、右側(東側)は太平洋へとつながる分水嶺。背後の岩峰は無名の三本槍のひとつ。垂直な壁にも雪がつき、山頂は巨大なマッシュルーム状の雪に覆われる。湿度が高く、着雪が活発なパタゴニアの山の特徴。(写真と文:白岩孝行)
掘削キャンプの風景。毎日多量の降雪をみるパタゴニアでは、居住はテントだが、掘削作業は雪中に堀ったトレンチで行う。たくさんの竹が林立する下に掘削場のトレンチがある。結局、ここで48m深まで掘削した。(写真と文:白岩孝行)
ティンダル氷河の掘削キャンプ。1999年の11月27日〜12月23日まで滞在した。写真のように周囲が見えたのは滞在27日中、5日間のみ。他の期間は視界50m、平均風速13m/s。結局滞在2週間強でテントは全滅。残りの1週間は掘削場となった雪洞で暮らした。滞在期間に積もった雪の量は3.5m。(写真と文:白岩孝行)
快晴のパタゴニア南氷原。空は青く、山は白い。これ以上ない絶景。しかし、こんな日がパタゴニアには1年に何日あることやら?(写真と文:白岩孝行)