大槌町(岩手県上閉伊郡)現地調査と報告会を開催しました(2011年5月10日)

地球研はこれまで、大槌町(岩手県上閉伊郡)の湧水環境に注目して、大槌町で湧水の水文学,地理学,地質学的な研究を行うとともに、町の地域活性化,地域振興に関する連携を模索する等、大槌町と新しい町づくりに向けての連携を行ってきました。

地球研では東日本大震災の発生を受けて、平成23年5月に秋道智彌教授を中心とした調査団が現地を訪問し、現地の被災状況の調査を実施するとともに、今後の大槌町と地球研の協力体制と支援の在り方について、大槌町の副町長(町長職務代理),総務課長,生涯学習課長らと意見交換を行いました。

さらに平成23年5月10日には、所内で現地調査報告会を開催しました。報告会では所員による活発な意見交換が行われ、所員の東日本大震災に対する関心の深さが垣間見られました。

現地調査実施期間
   平成23年5月1日〜4日
現地調査メンバー
   秋道智彌 教授
   村松伸 教授
   梅津千惠子 准教授
   窪田順平 准教授

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人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルになったとされる蓬莱島の、震災前後の様子。津波により右側の赤い灯台は根元から折れたが、島の高台にあるお堂は無事だった。