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田中樹准教授が第41回「環境賞」環境大臣賞・優秀賞を受賞

平成26年5月20日、日立環境財団と日刊工業新聞社が共催する第41回「環境賞」(環境省後援)の入賞案件が決定され、地球研研究プロジェクト「砂漠化をめぐる風と人と土」の 田中樹准教授 が、「環境大臣賞・優秀賞」に選ばれました。

環境賞は、わが国の環境保全活動の発展を図り、さらには持続可能な社会の構築に資することを目的として、環境保全に関する調査、研究、開発、実践活動などで画期的な成果をあげたり、または成果が期待される個人、法人、グループに対して贈られるものです。

このたび、地球研・田中樹准教授、首都大学東京・伊ヶ崎健大氏、京都大学大学院地球環境学堂・真常仁志氏、国際農林水産業研究センター・飛田哲氏による「風による土壌侵食の抑制と収量向上を両立させる砂漠化対処技術」に対して授与されました。

砂漠化の原因の一つである風食(風による土壌侵食)の抑制と作物収穫量の向上を両立させ、容易に実践できる技術を開発し、砂漠化の最前線の一つである西アフリカのサヘル地域(主にニジェール)で実証したことが高く評価されました。

田中樹准教授が第41回「環境賞」環境大臣賞

田中樹准教授が第41回「環境賞」環境大臣賞