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総合地球環境学研究所 研究プロジェクト
「東南アジア沿岸域におけるエリアケイパビリティーの向上」主催
集団遺伝分析ワークショップ

総合地球環境学研究所「東南アジア沿岸域におけるエリアケイパビリティーの向上」プロジェクトでは、下記の要領で、ワークショップを開催致します。

日   時: 2013年11月24日(日)-25日(月)
会   場: 総合地球環境学研究所 セミナー室1・2 (矢印アクセス
主   催: 総合地球環境学研究所「東南アジア沿岸域におけるエリアケイパ
ビリティーの向上
」プロジェクト
申   込: 参加者予定数:10名
参加をご希望の方は事前に下記【お問い合せ】先までご連絡ください
【概   要】
DNAの塩基配列や対立遺伝子頻度データを用いた集団遺伝学的分析は、近年著しく発展しており、これらを適切に利用することで、過去から現在にわたる生物の個体群動態、遺伝子流動の量、自然選択の有無といった、基礎的にも応用面でも重要な知見を得ることができる。しかし、分析に使用されるソフトウェアは、方法論の発展に伴って著しく多様化しており、目的に応じたソフトウェアの選択や、インプットファイルの作成、結果の解釈には様々な知識と技術の習得が必要となっている。このため、多くの研究者は、これらの有用性を認識しながらも十分に活用できていない。
このワークショップでは、有用性の高い集団遺伝分析ソフトウェアをいくつか選定し、日頃からそれらを利用している研究者らが分析の実演を通して情報交換する。これによって集団遺伝学的研究の高度化と深化を図るとともに、今後の東南アジア沿岸域における生物多様性の共同研究を推進する。
【プログラム】
11月24日(日)
13:00-13:05 開会の辞(石川 智士)
13:05-15:40 ソフト動作確認
15:40-16:00 休憩
16:00-18:00 DnaSPとPAML の使い方(橋口 康之)
11月25日(月)
9:00-9:45 STRUCTUREとその関連ソフトの使い方(武藤 望生)
9:45-10:30 BayesAssの使い方(武島 弘彦)
10:30-10:45 休憩
10:45-11:00 TCSの使い方(千葉 悟)
11:00-12:00 IMa2の使い方(佐久間 啓)
12:00-13:00 休憩
13:00-13:45 SPAGeDiの使い方(平瀬 祥太朗)
13:45-14:30 adegenetパッケージによるDAPCの実行方法(後藤 亮)
14:30-15:15 BEASTとTRACERの使い方(田畑 諒一)
15:15-15:30 休憩
15:30-16:15 populationsの使い方(山崎 曜)
16:15-17:00 POLYSATパッケージの使い方(三品 達平)
17:00-17:30 総合討論
17:30-17:35 閉会の辞(渡辺 勝敏)
【お問い合せ】
武藤 望生(総合地球環境学研究所)

総合地球環境学研究所
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