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総合地球環境学研究所 研究プロジェクト
「東南アジア沿岸域におけるエリアケイパビリティーの向上」環境班セミナー

総合地球環境学研究所「東南アジア沿岸域におけるエリアケイパビリティーの向上」プロジェクトでは、下記の要領でセミナーを開催致します。皆様のご参加をお待ちしております。

日   時: 2013年7月13日(土)
会   場: 大阪研修センター(矢印アクセス
(大阪市淀川区十三本町1-12-15 阪急「十三駅」から徒歩3分)
参   加: 無   料(申込不要)
主   催: 総合地球環境学研究所「東南アジア沿岸域におけるエリアケイパビリティーの向上」プロジェクト
備   考: チラシ(PDF)
【概   要】
フィリピン・ビサヤ諸島、パナイ島北部のバタン湾では、定置網、刺し網、カゴ網などを用いた漁、ミルクフィッシュの養殖など、漁業が盛んです。一方で、過去の養殖開発により、多くのマングローブ林が養殖池へと転用された場所でもあります。
本セミナーでは、このバタン湾における現在の漁場環境について、マングローブや現地で捕獲された魚の栄養段階など、これまでの調査結果をもとに、研究プロジェクトの環境班のメンバーを中心に、さまざまな視点から意見交換を行います。
【プログラム】
【第一部:フィリピン・バタン湾の研究について】
13:00-13:15 バタン湾調査の概況《吉川尚・東海大》
13:15-13:25 バタン湾調査の現状《岡本侑樹・地球研》
13:25-13:45 バタン湾の水環境とCN同位体による食物網について《岡本侑樹・地球研》
13:45-14:05 バタン湾周辺の陸上植物のCN同位体比《小川裕也・京都大》
14:05-14:25 バタン湾の化学物質の研究について《小山次朗・鹿児島大》
14:25-14:45 バタン湾のCN同位体を用いたマイクロハビタット研究の計画《池島耕・高知大》
14:45-15:00 バタン湾のマングローブ衰退と再生の計画《神崎護・京都大》
15:00-15:10 休   憩
【第二部:タイ・バンドン湾の研究と環境班の活動について】
15:10-15:20 バンドン湾調査の概況《吉川尚・東海大》
15:20-15:40 バンドン湾の水質・基礎生産について《富澤宏介・東京大》
15:40-16:00 バンドン湾の水環境とCN同位体による食物網について《岡本侑樹・地球研》
16:00-17:00 総合討論(今後の研究計画、特にマイクロハビタットについて)
【第三部】
17:30- 懇親会
【お問い合せ】
岡本侑樹
(総合地球環境学研究所プロジェクト研究員)


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