第3回 多様性領域プログラムセミナー

多様性領域プログラムでは、以下のセミナーを開催いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。

日  時: 2011年10月11日(火)14:00-
場  所:

総合地球環境学研究所 セミナー室3・4 (矢印アクセス

熱帯林の菌類多様性とその保全   大園 享司(京都大学生態学研究センター)
【要 旨】
菌類は植物や動物とならぶ真核生物の主要なグループの1つであり、自然界では分解者、動植物の寄生者、相利共生者として他の生物にはないユニークな役割を担う。セミナーでは、地球上における菌類の種数推定に関する最近の議論や、分子生物学的手法によりもたらされた新知見、熱帯地域における菌類多様性研究の最近の動向などについて紹介する。
IPBES−生物多様性版IPCC−について   酒井 章子(地球研)
【要 旨】
現在、生物多様性と生態系サービスに関する動向を科学的に評価し、科学と政策のつながりを強化するためのプラットフォーム、IPBES(生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム)の設立に向けた検討が進められている。今年7月には、IPBESの活動の柱の一つである生物多様性と生態系サービスに関する評価について科学者サイドから提言を行うためのワークショップが開催された。このセミナーでは、IPBESの概要を紹介し、ワークショップに参加した報告を行う。
【お問合せ】
酒井 章子
(総合地球環境学研究所 准教授)

総合地球環境学研究所
〒603-8047
京都市北区上賀茂本山457番地4
TEL:075-707-2302
FAX:075-707-2507