「温暖化するシベリアの自然と人」プロジェクト研究会

 
日  時: 2011年4月21日(木)15:00−16:00
場  所: 総合地球環境学研究所 研究室14セミナースペース (アクセス
発表者: 大島和裕(総合地球環境学研究所プロジェクト研究員)
タイトル: 「地球温暖化に伴う北太平洋の気候変化の地域差とその不確実性:CMIP3マルチ気候モデルの実験結果を用いた解析」
【要 旨】
21世紀の将来気候を解明する上で、地球温暖化に伴う大気・海洋の気候変化の地域差と長期自然変動の変化を明らかにすることが重要である。我々の研究では、IPCC第4次評価報告書に貢献した20を超える気候モデルによる温暖化予測実験の結果(CMIP3)を用いて、北太平洋における大気・海洋の気候変化の地域差を調べ、その不確実性に関する検討を行ってきた。セミナーでは、この研究背景と成果を紹介し、さらにこの研究と関連するサンゴの影響評価研究や、今後行うシベリアの気候変動研究と関連する両極域とアムール・オホーツク域における大気水循環研究についても、ごく簡単に紹介する。
【お問い合わせ先】
藤原潤子(総合地球環境学研究所 上級研究員)

大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457番地4
総合地球環境学研究所
TEL:075-707-2451
FAX:075-707-2513